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フィリピン カビテで2人の男性を刺した容疑者を逮捕
2024年11月19日
数日間の逃亡の末、カビテ州ダスマリニャスで先週日曜日に2人の男性を刺したとされる41歳の建設作業員が当局に逮捕されました。 被害者と容疑者は共に同地域の住民です。 ダスマリニャス警察によると、容疑者は被害者の1人であるフレデリック・エンカボさんを胸に刺し死亡させました。一方、もう1人の被害者は脇腹を刺されましたが、容体は安定しています。 「被害者らはバースデーパーティーに出席するためにバイクで移動中、ビクトリア・レイエス地区で容疑者のロエルとその共犯者に遭遇しました」とダスマリニャス警察のパレデス捜査官は述べました。「彼らは被害者に絡み、進路を妨害し、言い争いが始まりました。その後、容疑者たちは自宅に戻り、ナイフを持ち出して刺傷事件が起こりました」と補足しました。 「バースデーパーティーに向かう友人たちが突然襲撃される」 11月13日、ダスマリニャス警察は捜査の一環として犯行現場を再訪し、容疑者が事件後に自宅に戻っていたところを発見しました。 しかし、容疑者は当局に大人しく従うどころかナイフを手に取り、逮捕に来た警官を刺そうとしました。 「警察は追加の証人を見つけるために容疑者の家に再訪しましたが、予期せず容疑者が帰宅しているのを発見しました。尋問しようとした際、容疑者はナイフを持ち出し、警官を刺そうとしましたが阻止され、その場で逮捕しました」とパレデス捜査官は説明しました。 容疑者からは警官を襲う際に使おうとした凶器が押収されました。 現在、当局は事件に関与したとされる容疑者の兄弟を捜索中です。 「容疑者の供述」 容疑者は2人を刺したことを認め、被害者と目つきの悪さを理由に口論となったと述べました。 「誤解が生じただけで、殺すつもりはありませんでした」と容疑者は述べました。「バイクのマフラー音がうるさいことが原因でした。私たちは目を向けただけですが、彼らは何度も引き返してきました」と供述しました。また、「被害者の家族には申し訳ない」と謝罪の言葉を述べました。 容疑者は現在、ダスマリニャス市警察の拘置施設に収容されており、捜査官への暴行、殺人、殺人未遂など複数の罪状で訴追される見通しです。 [提供元 TVpatrol] https://news.abs-cbn.com