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「ゴルフ」フィリピン女子代表、復調を模索する中で日本勢が主導権を握る
2025年05月14日
フィリピン・マニラ発 — フィリピン女子ゴルフ代表チームは、第45回クイーンシリキットカップ初日に14オーバー・パー158という不安定な滑り出しとなり、13か国中最下位からのスタートとなりました。試合は火曜日に日本・宮崎のフェニックス・シーガイア・リゾートで行われました。 グレース・キンタニリャ、リース・ン、リサ・サリネスの3人は、初日終了時点で中華台北とマレーシアに7打差をつけられる形で大きく出遅れました。 一方、開催国・日本は地元の利を活かし、アイラ・ナガサワとアンナ・イワナガのともに69ストロークのラウンドにより、6アンダー138で首位に立ちました。 前回優勝の韓国は、オ・スミンの69、ホン・スミンの70によってわずか1打差の139で日本を追走。常に表彰台争いをするタイが143で3位、中国が146、香港とシンガポールが147で5位タイとなっています。 フィリピン代表では、キンタニリャが5オーバーの77でチームをけん引。彼女は前半を2バーディ・1ボギーで35ストロークと好調にスタートしましたが、後半はバーディなしの42、12番ホールでのダブルボギーも響いて、苦しい展開となりました。 ン選手は、昨年に続く代表メンバーであり、パー5の1番ホールでトリプルボギーを叩くなど序盤から崩れ、続く3ホール連続ボギー。9番と11番でバーディを奪うも、終盤に5つのボギーを重ね、81(41-40)でホールアウトしました。 13歳で代表初出場となったサリネス選手は、83を記録し、チームのスコアには採用されませんでした(3人出場、上位2人のスコアを採用する方式)。緊張やボギーの連続に悩まされながらも、17番でバーディを決めるなど将来性を感じさせる場面もありましたが、最終18番ではダブルボギーで締めくくりました。 個人順位では、キンタニリャが25位タイ、ンが33位。サリネスはオーストラリアのサラ・ハメット選手、インドネシアのジェシカ・タン選手とともに36位で最下位タイでした。 難しいスタートとなったものの、まだ3ラウンドを残しており、フィリピン代表は巻き返しに意欲を見せています。昨年のニュージーランド大会では下から2番目の成績に終わったキンタニリャらですが、今回はリズムを取り戻し、成長の兆しを見せたいと意気込んでいます。 「提供元」 http://philstar.com 弊社ではフィリピンでのお困りごとなどに対応しています。 お困りの際は、LINEにてお気軽にお問い合わせください。