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2024/11/28
フィリピン カンラオン火山、2回の噴灰現象と22回の火山性地震を記録
マニラ、フィリピン — ネグロス・オクシデンタル州のカンラオン火山で、水曜日に2回の噴灰現象と22回の火山性地震が観測されたと、フィリピン火山地震研究所(Phivolcs)が木曜日に報告しました。
PhivolcsがINQUIRER.netに伝えたところによると、最初の噴灰現象は午前5時38分に発生し、7分間続きました。2回目の噴灰現象は午後2時36分に発生し、10分間続きました。
Phivolcsは以前、この噴灰現象を「カンラオン火山からの継続的な脱ガスにより運ばれた灰色の灰」と説明しています。
一方、火山性地震は、「活火山の下または近くでのマグマの動きやそれに関連する過程によって引き起こされるもの」とされています。
Phivolcsの24時間観測によると、カンラオン火山は5,760トンの二酸化硫黄を放出し、火山灰の柱は100メートルの高さに達して南西および西南西方向へ漂流しました。この量は、前日に火山が放出した8,244トンを下回っています。
また、PhivolcsはINQUIRER.netに、火口からの火山性霧(VOG)は観測されなかったと伝えました。
さらに、火山は引き続き警戒レベル2(不安定状態の増加)のままです。
Phivolcsは、火山の危険範囲である4キロメートルの半径内への立ち入りおよび火山付近での航空機の飛行を引き続き禁止しています。同機関は、噴気爆発やマグマ活動の前兆などの可能性のある危険に警戒を促しています。
[提供元 Inquirer.net] https://newsinfo.inquirer.net/2010221/caloocan-city-drug-sting-cops-nab-4-seize-over-p23-million-shabu