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フィリピン沿岸警備隊(PCG)カタンドゥアネス沖で漂流中のヨットからノルウェー人4名を救助
2025年05月19日
マニラ(フィリピン)— フィリピン沿岸警備隊(PCG)は、5月17日(土)、カタンドゥアネス州ビラクのカブガオ湾沖で漂流していたヨットから、ノルウェー人4名を救助しました。 5月18日(日)に発表された声明によると、PCGは、セイルボート「SY NORA SIMRAD」に乗っていた乗員が、カタンドゥアネス沿岸警備隊が受信した遭難信号に基づき、連携した捜索・救助活動を実施した結果、安全に救助されたと確認しました。 PCGによれば、当初、船舶との無線通信の確立を試みたものの失敗し、それによりビコール沿岸警備区は、フィリピン空軍第5戦術作戦群と連携し、空中監視を実施しました。 PCGは、セイルボートの通信が断続的で、視界も悪かったことから、今回の共同作戦が必要であったと述べています。 船舶の位置が直接の通信および空中監視により特定された後、沿岸警備隊はレガスピ港からタグボート「M/T Iriga」を派遣し、曳航作業を行いました。救助チームには、ビコール特殊作戦部隊、海上安全サービス部隊、沿岸警備医療ステーション、看護サービス小隊、広報グループなど、複数の沿岸警備部門の隊員が参加しました。 カタンドゥアネス港に到着したノルウェー人乗組員4名は、沿岸警備医療ステーションによって健康診断を受け、全員健康状態は良好と報告されました。 なお、セイルボートが漂流した原因や遭難信号の発信に至った具体的な状況については、現時点で詳細は明らかにされていません。 「提供元」 http://philstar.cpm 弊社ではフィリピンでのお困りごとなどに対応しています。 お困りの際は、LINEにてお気軽にお問い合わせください。