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フィリピン 暴風雨とモンスーンの影響でルソン島の道路17本が通行止めに
2025年07月28日
マニラ(フィリピン)発 — フィリピン公共事業道路省(DPWH)によると、ここ数日の熱帯暴風雨および南西モンスーン(ハバガット)の影響により、ルソン島の国道17本が通行不能となっている。 DPWHの発表によれば、通行止めとなった道路のうち10本はイロコス地方、3本は中部ルソン地方、2本ずつがカラバルソン地方およびコルディリエラ行政地域に位置している。 通行不能の原因は、洪水・地滑り・土壌浸食・倒木・電柱の倒壊などによるもの。 主な対象道路には以下が含まれる: • ベンゲット州トゥバのケノン・ロード(Kennon Road) • カリンガ州パシルのLubuagan–Batong Buhay–Abra境界道路 • ラ・ウニオン州のSan Fernando Bypass Road Extension、San Fernando–Bagulin、Luna–Bangar、Bacnotan–Luna–Balaoan、Alilem–Sugpon–Sudipen、San Juan–San Gabriel • パンガシナン州では、Judge Jose De Venecia Sr. Avenue、Urdaneta Junction–Dagupan、Urdaneta Junction–Dagupan–Lingayen(ザンバレス経由) また、悪天候により以下のような主要道路以外の区間も通行止めとなっている: • ブラカン州:Bigaa–Plaridel • パンパンガ州:Baliwag–Candaba–Sta. Ana および Candaba–San Miguel • バタンガス州:Diokno Highway および Talisay–Laurel–Agoncillo さらに、DPWHによれば、コルディリエラ、中部ルソン、カラバルソン、ビコル、ネグロス島地域、ザンボアンガ半島の合計31の道路区間で通行制限が発生している。 ⸻ 🛳️ 船舶・港湾への影響 フィリピン沿岸警備隊(PCG)によると、レイテ州パドレ・ブルゴス港では145人が足止めされており、熱帯低気圧「ダンテ」「エモン」およびモンスーンの影響による海上の荒天のため、多数の車両貨物・船舶・モーターバンカ(小型船)が出航禁止となった。 これらの船舶は、南タガログ、ビコル、東ビサヤ地方の各港に避難中とされる。 ⸻ 🛒 生活必需品への対応:価格凍結 パンパンガ州が「災害事態宣言(State of Calamity)」を発令したことを受け、貿易産業省中部ルソン局(DTI-Central Luzon)は、生活必需品の価格凍結(price freeze)を発表。 DTI中部ルソンの局長エドナ・ディゾン氏は、小売業者に対して価格凍結命令を遵守するよう要請し、違反者には制裁が科されると警告している。 ⸻ 🌾 ネグロス・オクシデンタルの農業被害 災害対策当局によると、熱帯暴風雨「クリシング(Crising)」とモンスーンによって、ネグロス・オクシデンタル州の農業被害額は5,500万ペソに増加した。 • 米(稲作)の被害が最多で、3,740万ペソ、影響を受けた農家は1,963戸 • トウモロコシの被害は1,380万ペソ、影響農家は331戸 • 高収益作物の損失は280万ペソ、65戸が影響 • 家畜および家禽類の損害は86万5,400ペソに上る これらの事象は、フィリピン各地におけるインフラ、交通、生活、農業に深刻な影響を及ぼしており、今後の気象状況と政府の対応が注目されています。 「提供元」http://philstar.com 弊社ではフィリピンでのお困りごとなどに対応しています。 お困りの際は、LINEにてお気軽にお問い合わせください。