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フィリピン、オーストラリア、日本、米国、中国の東シナ海および西フィリピン海での攻撃的な行動に懸念

2025年06月02日

マニラ発 — フィリピン、オーストラリア、日本、アメリカの防衛担当閣僚は、中国による東シナ海および西フィリピン海(南シナ海)での拡大する攻撃的行動に対し、深刻な懸念を表明した。 この声明は、4カ国の防衛相がシンガポールで開催されたシャングリラ・ダイアローグに出席した際の会談後に発表されたものである。 現状変更の試みに反対 共同声明では、「中国による力または威圧による現状変更の一方的な試み」に懸念を示し、東シナ海と南シナ海における挑発的行動が地域の安定を損なうものと警告した。 特に、フィリピンや他国に対する中国の危険な行動に対して、改めて深い懸念が示され、国際法に基づいた平和的な問題解決の重要性が強調された。  国際法と航行の自由を強調 4カ国の防衛相はまた、国連海洋法条約(UNCLOS)に基づく国際法の順守、および航行・飛行の自由の維持の重要性を訴えた。 ASEANの役割にも言及 さらに、インド太平洋地域の平和と安定の確保にはASEANの中心的役割が重要であるとし、地域の安全保障におけるASEANの主導的立場を支持する姿勢を示した。 「提供元」http://philstar.com   弊社ではフィリピンでのお困りごとなどに対応しています。 お困りの際は、LINEにてお気軽にお問い合わせください。

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日本、フィリピンでのインフラ事業拡大を検討「官民連携(PPP)方式」

2025年05月30日

マニラ発 — 日本は今後、フィリピン国内でのインフラ開発事業を官民連携(PPP)方式でさらに推進する方針であることを、5月28日(水)に行われた日比外相会談の中で表明した。 会談は、日本を訪問中のエンリケ・マナロ外務大臣と、日本の岩屋毅外務大臣の間で行われたもので、経済協力と安全保障の両面について広範な意見交換がなされた。 ■ 「対等なパートナーとしてPPPを推進」 岩屋外相は会談の中で、**「対等なパートナーシップのもとで、フィリピンのインフラ整備を官民連携方式でさらに促進していきたい」**との意向を示した。 これに対し、マナロ外相は日本からのこれまでの支援に感謝を述べ、今後のさらなる協力に強い期待を表明。両国は、年内に日本で開催予定の**「インフラ開発・経済協力に関する日比ハイレベル合同委員会」**に向けた準備を進めていくことで一致した。 ■ 鉱物資源開発への投資安定性も議題に 会談では、インフラ分野だけでなく、鉱物資源(特にニッケル)開発における安定した投資環境の必要性についても協議された。 日本はフィリピンの豊富な資源に関心を寄せており、持続可能な投資環境の整備が今後の協力拡大の鍵となると考えられている。 ■ 安全対策への懸念と対応 岩屋外相はまた、在フィリピン日本人の安全確保についても懸念を表明。「日本人の安全は、フィリピンへの投資を進める上で不可欠」と述べ、現地治安の改善への期待を示した。 これに対しマナロ外相は、「この問題はフィリピン政府として最高レベルで対処している」とし、「ビジネスでも観光でも、日本人が安心してフィリピンを訪問できるよう、あらゆる努力を尽くす」と応じた。 ■ 日本は最大のODA供与国 日本は現在、フィリピンにとって最大の政府開発援助(ODA)供与国であり、2022年時点でフィリピンが受け取っているODAのうち約59%を日本が占めている。 日本からの支援は、ニノイ・アキノ国際空港のターミナルや滑走路の整備、主要道路・橋梁の建設、鉄道インフラの開発など、国家規模のインフラ事業に幅広く活用されている。 ■ 今後の展望 今回の外相会談を通じて、日比両国はインフラ、経済、防衛、安全保障の各分野で協力を一段と深化させる姿勢を再確認した。 特に日本は、「対等なパートナー」としてフィリピンとともに歩む姿勢を明確にし、官民双方の連携による新たな成長モデルの構築を目指している。 「提供元」http://philstar.com   弊社ではフィリピンでのお困りごとなどに対応しています。 お困りの際は、LINEにてお気軽にお問い合わせください。

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フィリピンと日本、情報安全保障協定に関する協議を開始

2025年05月30日

マニラ発 — フィリピンと日本は、両国間で機密情報を共有可能にする「情報保全協定(Security of Information Agreement)」の締結に向けた協議を開始した。これは、日本がこれまで米国、英国、ドイツ、ウクライナなどと結んできた協定と同様の枠組みとなる。 ■ 外相会談で「安全保障協力の基盤強化」を確認 5月28日(水)、訪日中のエンリケ・マナロ外務大臣と、日本の岩屋毅外務大臣が会談を行い、情報安全保障を含む安全保障・防衛・経済分野に関する幅広い議題を協議した。 両外相は、「将来的な情報保全協定締結の可能性」について議論が始まったことを歓迎。また、**日比物品役務相互提供協定(Acquisition and Cross-Servicing Agreement:ACSA)**の交渉開始にも合意した。この協定により、共同訓練や作戦時に両国の自衛隊・軍が物資やサービスを相互提供できるようになる。 ■ 「ほぼ同盟国」としての関係強化 岩屋外相は会談の中で、日本とフィリピンの関係が「ほぼ同盟国(near-alliance)」のレベルに達していると述べた。今回の外相会談は、今年4月に行われたマルコス大統領と石破茂首相(※注:仮想記事上の人物設定)との首脳会談を踏まえてのものであり、両外相は「安全保障協力の基盤をさらに強化する」ことを確認した。 さらに、日比相互往来協定(Reciprocal Access Agreement:RAA)についても「着実に進展している」と評価。RAAは、日本とフィリピンの軍隊が相互に相手国領土で活動できるようにする初の協定であり、すでにフィリピン上院では承認済み。現在は日本の国会での承認を待っている段階にある。 ■ 海洋安全保障での連携強化へ 両国は2024年内に海洋安全保障に関する協議と、外務副大臣級の戦略対話を開催することでも合意した。南シナ海での緊張が続く中、日比の海洋協力は重要な課題として位置づけられている。 岩屋外相はまた、日本の**「政府安全保障支援(OSA:Official Security Assistance)」の拡充**により、フィリピンの防衛能力強化を引き続き支援すると表明。マナロ外相もこの支援に対し、深い感謝の意を示した。 OSAは2023年に日本が創設した新たな安全保障支援制度で、フィリピンはその最初の受益国のひとつである。 地域の課題でも連携強化へ 会談では、米国やその他の同盟国との連携の重要性についても改めて確認され、日比および日比米の三国協力の深化が合意された。 そのほかにも、以下の地域課題について意見交換が行われた: ・東・南シナ海の緊張 ・ミャンマー情勢 ・ロシアによるウクライナ侵攻 ・北朝鮮の核・ミサイル開発問題 今後の展望 今回の協議は、フィリピンと日本が「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、より強固な安全保障連携に踏み出したことを示している。 特にRAAやOSAといった枠組みを通じて、日本が東南アジアにおける安全保障パートナーとしての存在感を強めることが期待されており、両国関係は“新たな段階”に入ったと言える。 「提供元」 http://philstar.com   弊社ではフィリピンでのお困りごとなどに対応しています。 お困りの際は、LINEにてお気軽にお問い合わせください。

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フィリピン 中国の船が、パグアサ島に向かうフィリピンの船を追尾

2025年05月27日

市民団体「Atin Ito(アティン・イト)」によると、5月27日(火)朝、西フィリピン海のパグアサ島に向かっていた彼らの船を、中国海警局の艦艇2隻が追尾したと発表しました。 同団体によれば、中国海警の「CCG 3306」と「CCG 21549」は、Atin Itoの船「M/V カピタン・フェリックス・オカ」をパラワン州エルニドから約54海里の地点で追尾し、最接近時にはわずか5海里以内にまで接近したとのことです。 また、両者の間では無線での“管轄権主張”が交わされたとも報告されています。 「西フィリピン海」は、南シナ海の中でフィリピンの排他的経済水域(EEZ)370キロ以内に重なる海域を指す呼称です。 中国は、南シナ海のほぼ全域に対して領有権を主張していますが、2016年の国際仲裁裁判所の判決により、その「九段線」に基づく主張は無効とされました。 この民間ミッションは、2023年12月と2024年5月に続く3回目の実施で、5月30日までの実施が予定されています。 今回は、ボランティア、アーティスト、メディア関係者、クルーなど150人以上を乗せて出発。 昨日の出発セレモニーではプレコンサートが行われ、本公演は5月28日(水)にパグアサ島付近で開催予定。緊張が高まるこの海域で、「平和と連帯」のメッセージを届けることを目的としています。 フィリピン沿岸警備隊は、「BRP メルチョーラ・アキノ」と「BRP マラパスクア」の2隻を派遣し、Atin Itoの船を護衛しています。 「提供元」http://philstar.com   弊社ではフィリピンでのお困りごとなどに対応しています。 お困りの際は、LINEにてお気軽にお問い合わせください。

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フィリピン マグニチュード5.1の地震がケソン州を襲い、メトロマニラでも揺れを観測

2025年05月27日

フィリピン・マニラ発 — フィリピン火山地震研究所(Phivolcs)によると、5月27日(火)午後12時17分、ケソン州でマグニチュード5.1の地震が発生しました。 震源地はケソン州ジェネラル・ナカールで、震源の深さは6キロメートルとされています。 この地震はテクトニック型(地殻変動によるもの)で、地球のプレートが断層に沿ってずれることによって引き起こされました。 現時点では被害や余震の報告はないものの、今後も発生する可能性があるとして注意を呼びかけています。 「提供元」 http://philstar.com   弊社ではフィリピンでのお困りごとなどに対応しています。 お困りの際は、LINEにてお気軽にお問い合わせください。

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フィリピン・マルコス大統領、ASEANサミットで米国の関税問題と南シナ海問題に言及へ

2025年05月26日

マニラ発 — フィリピンのフェルディナンド・マルコス大統領は、第46回ASEAN(東南アジア諸国連合)首脳会議に出席するため、5月21日にマレーシア・クアラルンプールへ出発した。会議では、南シナ海をめぐる紛争の平和的解決と、米国による新たな関税政策に対する共通方針の確立を図る構えだ。 ■ 米関税への対応とASEANの団結 2日間にわたって開催される会議では、ドナルド・トランプ米大統領(再選を視野に復帰)による新たな関税政策へのASEANとしての対応が主要議題の一つとなっている。 マルコス大統領は出発前の演説で「ASEANは加盟国それぞれの事情を踏まえたうえで、貿易問題に対して共通の対応をとる必要がある」と述べ、マレーシアのアンワル首相と既に非公式な協議を行っていることを明かした。 「ASEANとして、米国の新しい関税スケジュールにどう対応すべきか、引き続き議論を行う」とも語った。 なお、米国によるフィリピン製品への関税は現在17%と、ASEAN諸国の中ではシンガポールに次いで2番目に低い水準。しかし、4月9日には90日間の関税猶予期間が発表され、多くの国に対して関税が10%まで引き下げられた。この措置は今後の交渉期間の確保を目的としている。 ■ 南シナ海問題へのフィリピンの姿勢 会議では、中国との緊張が続く南シナ海(フィリピン名:西フィリピン海)の問題も重要な議題となる。 最近では、中国海警局および海上民兵の船舶が、パグアサ諸島(フィリピンの領海内)でフィリピンの水産資源局の調査船を追尾し、側面衝突する事件が発生。これを受け、国家海事評議会は中国側の挑発行為を強く非難した。 マルコス大統領は「開かれた、包摂的でルールに基づいた国際秩序の推進、および国際法に則った平和的な紛争解決のため、フィリピンは一貫した立場を取っていく」と力強く表明した。 ■ 際立つ外交姿勢と同行メンバー 今回のマレーシア訪問は、マルコス大統領にとって就任以来33回目の外国訪問となる。同行したのは、リサ・マルコス大統領夫人、クリスティーナ・ロケ貿易産業相、ジェイ・ルイス広報担当相、レオ・テレソ・マグノ・ミンダナオ開発庁長官ら。 また、次期外務大臣のマリア・テレサ・ラサロ氏は既にクアラルンプール入りしており、土曜日に開催されたASEAN外相会議に出席した。 ■ ミャンマー情勢とAI倫理も議題に 会議では他にも、ミャンマーの停戦問題や地域の平和・海洋安全保障、気候変動、経済の不安定化、AI(人工知能)によるデジタル変革への対応も話し合われる予定。 マルコス大統領は「ASEANの価値観に基づいた、倫理的かつ責任あるAI利用に関する共通の地域枠組みの整備にも尽力したい」と述べた。 ■ 各種会合への参加予定 マルコス大統領は22日に、以下の会合に参加予定: ASEAN本会議およびリトリート(非公式首脳会合) ASEAN議会間会議(AIPA)代表者、ASEANユース代表者、ASEANビジネス諮問委員会との対話 クアラルンプール宣言「ASEAN 2045:共有する未来」署名式 アンワル首相夫妻主催の晩餐会 また翌23日には以下の会合にも出席: 第16回東ASEAN成長地域(BIMP-EAGA)首脳会議 第2回ASEAN–湾岸協力会議(GCC)首脳会議 ASEAN–GCC–中国首脳会議 ■ 留守中の政権運営体制 マルコス大統領の外遊中は、ルーカス・ベルサミン官房長官、ヘスス・クリスピン・レムリヤ司法相、コンラド・エストレージャ農地改革相が政権の“留守番役”を務める。 この3名は、昨年のラオス、UAE(アラブ首長国連邦)、バチカン訪問時にも同様の役割を果たしている。 なお、副大統領のサラ・ドゥテルテ氏は、以前は大統領外遊時の政府代行を務めていたが、昨年マルコス大統領と関係悪化し、現在はその役割を退いている。最後に政権代行を務めたのは2024年5月のシンガポール訪問時であった。 「提供元」http://philstar.com 弊社ではフィリピンでのお困りごとなどに対応しています。 お困りの際は、LINEにてお気軽にお問い合わせください。

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フィリピン EDSAの改修工事が6月に開始へ──その内容とは?

2025年05月26日

フィリピン政府は、首都圏の主要幹線道路「EDSA(エドサ)」の大規模な改修工事を2025年6月から開始すると発表しました。この発表を受けて、工事の具体的な内容や影響について関心が高まっています。 ■ EDSAとは?老朽化した幹線道路の再生 公共事業道路省(DPWH)のマヌエル・ボノアン長官によると、EDSAは1939年に「ハイウェイ54」として開通した歴史ある道路です。当初は片側1車線ずつの計2車線でしたが、その後拡張され、現在の形になったのは1980年代の大規模改修時のこと。 「EDSAはすでに設計された耐用年数を超えています」とボノアン氏は述べ、今回の改修の必要性を強調しました。 ■ 改修工事の内容:舗装の全面入れ替え 2025年の改修では、まず既存のアスファルトを掘り起こし、コンクリートを再敷設。その上に新しい厚みのあるアスファルト舗装を施す予定です。 改修の対象は、南北方向合計で約200kmの車線。工事は複数の業者によって同時進行で行われる予定で、一車線ずつ順番に閉鎖しながら施工されます。 ■ バス専用レーンはどうなる? 通勤の大動脈とも言えるEDSAのバス専用レーンは、工事中も運行を継続する方針です。現在このレーンは、1日あたり約20万人の利用者を支えています。ただし、改修の優先エリアはバスレーンのある一番内側の車線。そのため、バスレーンは一時的に隣接する車線へ移動されますが、バス停での乗降のために一部内側へ“寄る”構造になるとのことです。運輸省のビンス・ディゾン長官は、「運行は中断させない」「バスレーンの“専用性”は維持する」と強調しています。 ■ ASEANサミット開催とスケジュールへの影響 2026年には、フィリピンがASEAN首脳会議を主催する予定があり、これは改修計画にも大きな影響を与えると見られています。正式な会場は未定ですが、マニラ南部での開催が想定されているため、工事は一時中断される可能性があります。優先されるのは、パサイからグアダルーペにかけての南行き車線。ただし、北行き・南行きともに工事は2026年を超えて継続される見込みです。なお、EDSA北部(例:カロオカン市付近)の工事は、ASEAN開催地から遠いため、スケジュールに大きな影響はないと見られています。 ■ その他の改良ポイント:歩道・排水も整備 EDSA改修工事では、単なる道路の舗装だけでなく、歩行者用通路や排水設備の改善も含まれています。これにより、洪水の軽減や歩行者の安全確保にもつながると期待されています。 ■ 完成予定は2027年 政府は、今回のEDSA改修工事を2027年までに完了させることを目指しています。 「長期戦」ではあるものの、マニラ首都圏にとってこの大動脈の再整備は避けて通れない課題。 通勤・物流・観光など、あらゆる面でのインフラ改善が期待されています。 「提供元」http://philstar.com   弊社ではフィリピンでのお困りごとなどに対応しています。 お困りの際は、LINEにてお気軽にお問い合わせください。

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フィリピン・カビテ州で違法薬物53億2,000万ペソ分を焼却処分

2025年05月22日

推定ストリートバリュー約53億2,000万ペソ相当の違法薬物が、昨日、カビテ州トレセ・マルティレス市で焼却処分されました。 この焼却処分は、同市アグアド地区にある**Integrated Waste Management Inc.**の施設で行われ、**危険薬物委員会(Dangerous Drugs Board)のオスカー・バレンズエラ委員長やフィリピン麻薬取締局(PDEA)**の関係者が立ち会いました。 当局によると、今回焼却された薬物には以下が含まれています: • シャブ(メタンフェタミン) • マリファナ • エクスタシー錠剤 • コカイン • ケタミン • トルエン • LSD(リゼルグ酸ジエチルアミド) • フェナセチン その総量は、2,227.75キロに及びました。 特に注目されたのは、今年1月23日にマニラ港で押収されたシャブ404.95キロと、液体麻薬3,447.09ミリリットルが含まれていた点です。 PDEAのイサガニ・ネレス局長は、「これらは、PDEAおよび他の法執行機関によるさまざまな麻薬摘発作戦で押収された証拠品であり、当局から引き渡され、裁判所により処分命令が出されたものです」と説明しました。 今回の焼却は、ネレス氏が3カ月前にPDEA長官に就任して以来、初めて行われた大規模な薬物焼却処分となります。 ネレス氏は、薬物関連裁判の迅速な処理に尽力している司法関係者にも感謝を表明。また、今回の焼却処分を公開で実施した理由について、「押収された違法薬物が再流通していないことを示すため」だと語りました。 一方、カビテ州バコール市では今週月曜日、ストリートバリュー約34万ペソ相当のシャブが押収されました。 この薬物は、バランガイP.F.エスピリトゥ3で行われたおとり捜査で押収されたもので、容疑者はおとり捜査官からマークされた500ペソ札を受け取った直後に逮捕されました。 「提供元」 http://philstar.com   お困りの際は、LINEにてお気軽にお問い合わせください。

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フィリピン 選挙期間中に110万件以上のTikTokアカウントがブロックされる

2025年05月22日

マニラ(フィリピン)発 — ショート動画プラットフォームのTikTokは、最近行われたフィリピン中間選挙の期間中に、特定の候補者を支援または攻撃する「影響操作」が行われていたことを確認しました。 TikTokの「グローバル・インテグリティ・ハブ」の最新情報によると、3月24日から5月12日の選挙当日までに、57万3,000件以上の偽アカウントがプラットフォーム上から削除されました。 さらに、同じ期間中にフィリピン国内で作成されたスパムアカウント55万件もブロックされたとのことです。 これらの偽アカウントに加えて、TikTokはフィリピンのユーザーを対象にした「秘密裏の影響ネットワーク」3件も発見しました。これらのネットワークは4月に削除され、すべてフィリピン国内から運営されていたとされています。 これらのネットワークは、2025年フィリピン中間選挙の文脈において、特定の政治家を支持する、または他の政治家を批判するようなナラティブを拡散する目的で不正なアカウントを作成していたと報告されています。 • 最初のネットワークは124アカウント、10,311人のフォロワーを持ち、同一内容を繰り返し投稿していました。 • 2つ目のネットワークは36アカウント、18,855人のフォロワーを持ち、架空の人物像を作り、政治的コンテンツの投稿のみに利用されていました。 • 3つ目のネットワークは29アカウント、3,021人のフォロワーを持ち、プロフィール画像にフィリピン国旗を使用していたとのことです。 これらの covert network とは別に、TikTokは市民参加と選挙の健全性に関するポリシー、誤情報、AI生成コンテンツなどに違反する4,100件以上の投稿も削除しました。削除された具体的な内容はまだ公開されていませんが、97%は報告される前に削除されたとしています。 また、不正なアクティビティに関しては、TikTokは • 2,340万件以上の偽の「いいね」 • 95万4,000件以上の偽フォロワー を削除したと発表。 さらに、選挙期間中には • 1,570万件以上の偽「いいね」 • 4,040万件以上の偽フォローリクエスト も未然に防止されたとのことです。 TikTokは以前より、**フィリピン選挙管理委員会(COMELEC)**や市民団体と連携し、アプリ内に選挙情報センターを設置。選挙に関する詳細情報をユーザーに提供してきました。 また、誤情報への対処として、関連する選挙コンテンツや検索にラベル付けを行い、ユーザーが偽情報を見抜くための啓発活動も実施。選挙に先立っては、ユーザーに対して「#ThinkTwice(よく考えて)」というデジタルリテラシーキャンペーンも展開し、情報の発信・共有に対する批判的思考を促しました。 「提供元」http://philstar.com   お困りの際は、LINEにてお気軽にお問い合わせください。

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ピノイ(フィリピン人)の子どもたちによるピカソ風アート作品、平和を促進するためパリの展示会へ出展

2025年05月21日

非営利団体「Project Pearls」などに所属するフィリピンの子どもたちが制作したアート作品のコラージュが、世界平和を促進するグローバル・イニシアチブ「Peace for All」の一環として、ユニクロ・フィリピンよりパリの展示会に提出されました。 このコラージュは、マニラの子ども博物館「ムセオ・パンバタ」で子どもたちがその場で描いた作品をまとめたもので、1958年7月16日〜22日にスウェーデン・ストックホルムで開催された平和デモのためにパブロ・ピカソが制作したリトグラフ《友情の花束(Bouquet of Friendship)》からインスピレーションを得ています。 この《友情の花束》は、今シーズンユニクロがピカソの遺産管理団体と共同で展開した「UT」シャツコレクションにも含まれており、シャツの収益はすべて、暴力・差別・紛争・貧困の影響を受けた人々を支援する国際団体に寄付されます。 ユニクロ・フィリピン広報・サステナビリティ責任者のライチェル・ベルガラ氏は、Philstar.comの独占インタビューで次のように述べました: 「このキャンペーン『Peace for All』は2年前にコレクションおよび取り組みとしてスタートしました。1枚のシャツの購入が支援につながります。現在のグローバル・パートナーは国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、セーブ・ザ・チルドレン、プラン・インターナショナルなどです。年々デザインを追加しており、今回はピカソとのコラボが加わりました。ユニクロは世界各国の美術館とも提携しています。」 「このプロジェクトの第一の目的は、世界に平和のメッセージを届けることです。戦争や暴力の影響を受けている人々は多く、平和を感じられない人々もいます。私たちは、シャツという媒体を通じて、互いに愛し合い、親切にし、平和を広げようというメッセージを伝えたいのです。」 Project Pearlsの教育パートナーシップ・マネージャーであるカレン・ヴィエル・ベブラス氏は、アートワークショップを通じて子どもたちが創造性を発揮できたこと、そして世界的な平和のムーブメントに参加できたことについて、ユニクロに感謝の言葉を述べました。 子どもたちによるこのコラージュ作品は、日本、中国、韓国、スペインなど各国の子どもたちの作品とともに巨大な壁画としてまとめられ、今月末にユニクロ・パリ店前で展示される予定です。 「このようなワークショップに参加できる機会は、私たちの奨学生たちにはそう多くありません。だからこそ、彼らがこうしたグローバルな平和運動の一環になれたことはとても貴重です」とベブラス氏は語りました。 Project Pearlsは、マニラのトンド地区をはじめとする貧困地域の子どもたちに、教育・識字・エンパワーメント・栄養・医療を通じてより良い生活を提供することを目指す非政府組織です。ユニクロはこの団体とのパートナーシップを2年前から開始し、リサイクル布をトンド地区の女性たちに生計支援のための材料として提供しています。 「提供元」http://philstar.com   お困りの際は、LINEにてお気軽にお問い合わせください。

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フィリピン 偽のNBI捜査官、逮捕される 

2025年05月21日

マニラ発 — 国家捜査局(NBI)の捜査官を装い、金銭と引き換えに偽の就職口を提供していた男が、マニラで行われたおとり捜査により逮捕されたとNBIが発表しました。 トリックス・ベトニオ容疑者は、5月14日、モール内のカフェで、通報者からマークされた紙幣を受け取った直後に身柄を拘束されました。 このおとり捜査は、5月8日にNBIの技術情報部門に提出された告発を受けて実施されたものです。 通報者によれば、ベトニオ容疑者は自らをNBIの捜査官と名乗り、金銭を支払えばNBIに採用されるよう取り計らうと約束したということです。 ベトニオ容疑者は、通報者に採用手続き書類への署名を求め、2,500ペソの手数料を要求したとされています。しかし、NBI人事部に照会したところ、同容疑者はNBI職員ではなく、提出された書類も偽造であることが判明しました。 その後、5月12日にベトニオ容疑者が再び通報者に連絡を取り、別の書類作成のための支払いを求めたことを受け、NBIはおとり捜査を実施しました。 逮捕後、ベトニオ容疑者はパサイ市のNBI本部に連行され、身柄の登録手続きが行われました。 容疑者は現在、 • 文書偽造、 • 権限または公的職務の不正使用、 • 制服または徽章の違法使用、 • 詐欺(エスタファ) といった容疑で訴追されています。 「提供元」http://philstar.com   お困りの際は、LINEにてお気軽にお問い合わせください。

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フィリピン 入国管理局、4億4千万ペソを所持していた外国人9人を強制送還へ

2025年05月20日

フィリピン・マニラ — 未申告の現金4億4千万ペソを運んでいたとして最近逮捕された外国人9人が、強制送還される予定であると、フィリピン入国管理局(BI)が17日発表しました。 容疑者は中国人7人、インドネシア人1人、カザフスタン人1人で、「好ましくない外国人」として強制送還手続きが進められています。 「移民法では、国家の安全保障にリスクを及ぼす活動に外国人が関与することを禁止しています」と、入国管理局のジョエル・アンソニー・ビアド長官は述べました。 9人は、5月10日にマクタン・セブ国際空港でマネーロンダリング防止法違反の容疑で警察により逮捕されました。 「彼らは強制送還され、フィリピンへの再入国をブラックリストにより禁止されます」とビアド長官は説明しました。 また、入国管理局はフィリピン国家警察(PNP)と連携し、容疑者たちの犯罪歴の確認も進めています。 警察によると、逮捕された中国人の一人、ウー・ソン(Wu Song)は、国際刑事警察機構(インターポール)から詐欺に関する「レッドノーティス」(国際指名手配)を受けていたとされています。 他にも、リ・フェイ(Li Fei)とチェン・ハオ(Chen Hao)の2人には、さまざまな犯罪に関する逮捕状が出されているとのことです。 ⸻ 中国人がフィリピン人を装って逮捕 一方、フィリピン入国管理局は、フィリピン人になりすましていたとして、中国人のワン・チャオシン(Wang Chaoxin、32歳)を逮捕しました。 ワンは、フィリピン軍(AFP)および国家捜査局(NBI)との協力のもと、5月14日にセブで拘束されました。 ワンは、フィリピンの運転免許証や出生証明書を取得し、フィリピン人名義で自分の会社を登録していたとされています。 「AFPおよびNBIとの密接な連携により、情報を迅速に活用し、移民法を悪用する者を確実に摘発できています」とビアド長官はコメントしました。 「提供元」 http://philstar.com   弊社ではフィリピンでのお困りごとなどに対応しています。 お困りの際は、LINEにてお気軽にお問い合わせください。

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フィリピン 26地域に危険な暑さの警報、最高気温は46℃に達する見込み

2025年05月20日

マニラ、フィリピン — フィリピン各地の26地域では、5月20日(火)に猛暑となる見込みであると、国の気象機関PAGASA(フィリピン大気地球物理天文サービス庁)が発表しました。 PAGASAの最新の熱指数速報によると、複数の地域が「危険(Danger)」の分類に入り、熱指数の予測は42℃〜46℃に達するとのことです。 カガヤン州のアパリでは、最高46℃が予測されています。 以下の地域が「危険」な熱指数に該当します: • アンブルン(タナウアン市、バタンガス):42℃ • バクノタン(ラ・ウニオン):42℃ • CBSUA-ピリ(カマリネス・スル):42℃ • クラーク空港(パンパンガ):42℃ • ダエット(カマリネス・ノルテ):42℃ • ドゥマンガス(イロイロ):42℃ • イロイロ市:42℃ • レガスピ市(アルバイ):42℃ • サン・イルデフォンソ(ブラカン):42℃ • シナイト(イロコス・ノルテ):42℃ • ブトゥアン市(アグサン・デル・ノルテ):43℃ • カシグラン(アウロラ州):43℃ • CSLSUムニョス(ヌエバ・エシハ):43℃ • キュビ・ポイント(スービック湾、オロンガポ市):43℃ • イバ(サンバレス):43℃ • インファンタ(ケソン州):43℃ • マスバテ市:43℃ • MMSUバタック(イロコス・ノルテ):43℃ • サングリー・ポイント(カビテ市):43℃ • バレル(アウロラ州レーダー):44℃ • ダグパン市(パンガシナン):44℃ • ISUエチャゲ(イサベラ州):44℃ • ラオアグ市(イロコス・ノルテ):44℃ • TAUカミリング(タルラック):44℃ • トゥゲガラオ市(カガヤン州):44℃ その他の地域は「極度の注意(Extreme Caution)」レベルで、熱指数は33℃〜41℃。一部の地域は「注意(Caution)」レベルで27℃〜32℃です。 PAGASAは、以下の対策を呼びかけています: • こまめな水分補給 • 午後の最も暑い時間帯の直射日光の回避 • 激しい屋外活動の制限 これにより、熱中症やその他の高温による健康被害を防ぐことができます。 ⸻ 熱帯収束帯と低気圧域が曇天と降雨をもたらす見込み 一方で、低気圧域(LPA)と熱帯収束帯(ITCZ)が、フィリピンの複数の地域に曇り空と散発的な雨をもたらす可能性があるとPAGASAは発表しました。 午前3時現在、LPAはパラワン州アボルランの西南西375km、またはカラヤアン諸島の南南東295kmの地点に位置しており、ITCZに含まれています。このLPAは台風に発達する見込みはないものの、パラワン州には曇りと断続的なにわか雨や雷雨をもたらす可能性があります。 また、ITCZは以下の地域にも同様の天気をもたらすと予想されています: • ミンダナオ地方 • 西ビサヤ地方 • ネグロス島地域 PAGASAは、これらの地域では中〜強い雨による鉄砲水や土砂崩れに注意するよう警告しています。 さらに、東サマール、レイテ、南レイテでは、東風の影響により曇りと雷雨が予想されています。 マニラ首都圏およびその他の地域についても、部分的に曇り空となり、局地的なにわか雨や雷雨の可能性があります。 「提供元」http://philstar.com   弊社ではフィリピンでのお困りごとなどに対応しています。 お困りの際は、LINEにてお気軽にお問い合わせください。

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フィリピン沿岸警備隊(PCG)カタンドゥアネス沖で漂流中のヨットからノルウェー人4名を救助

2025年05月19日

マニラ(フィリピン)— フィリピン沿岸警備隊(PCG)は、5月17日(土)、カタンドゥアネス州ビラクのカブガオ湾沖で漂流していたヨットから、ノルウェー人4名を救助しました。 5月18日(日)に発表された声明によると、PCGは、セイルボート「SY NORA SIMRAD」に乗っていた乗員が、カタンドゥアネス沿岸警備隊が受信した遭難信号に基づき、連携した捜索・救助活動を実施した結果、安全に救助されたと確認しました。 PCGによれば、当初、船舶との無線通信の確立を試みたものの失敗し、それによりビコール沿岸警備区は、フィリピン空軍第5戦術作戦群と連携し、空中監視を実施しました。 PCGは、セイルボートの通信が断続的で、視界も悪かったことから、今回の共同作戦が必要であったと述べています。 船舶の位置が直接の通信および空中監視により特定された後、沿岸警備隊はレガスピ港からタグボート「M/T Iriga」を派遣し、曳航作業を行いました。救助チームには、ビコール特殊作戦部隊、海上安全サービス部隊、沿岸警備医療ステーション、看護サービス小隊、広報グループなど、複数の沿岸警備部門の隊員が参加しました。 カタンドゥアネス港に到着したノルウェー人乗組員4名は、沿岸警備医療ステーションによって健康診断を受け、全員健康状態は良好と報告されました。 なお、セイルボートが漂流した原因や遭難信号の発信に至った具体的な状況については、現時点で詳細は明らかにされていません。 「提供元」 http://philstar.cpm   弊社ではフィリピンでのお困りごとなどに対応しています。 お困りの際は、LINEにてお気軽にお問い合わせください。

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「最新情報」フィリピン・カンラオン火山の活動状況

2025年05月19日

【マニラ発】— フィリピン火山地震研究所(Phivolcs)は、2024年12月9日の爆発的噴火を受けて、ネグロス島のカンラオン火山の警戒レベルを「レベル3」に引き上げました。 カンラオン火山は2024年6月頃から継続的な地震活動を示していましたが、同年12月までは「警戒レベル2(活動の増加)」が維持されていました。 Phivolcsによると、警戒レベル2からレベル3(マグマ性活動)への引き上げは、「マグマ性の噴火が始まり、さらに爆発的な噴火へ進行する可能性がある」ことを意味しています。 「提供元」http://philstar.com   弊社ではフィリピンでのお困りごとなどに対応しています。 お困りの際は、LINEにてお気軽にお問い合わせください。

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フィリピン Comelec(選挙管理委員会)の施設を爆破すると脅迫、男を逮捕

2025年05月16日

マニラ(フィリピン)発 — フィリピン選挙管理委員会(Comelec)の施設を爆破すると脅迫した疑いで、国家捜査局(NBI)は1人の男を逮捕しました。 記者に送付されたNBIの捜査報告によると、容疑者はFacebookのユーザーで、複数のグループにおいて「全てのComelec施設を爆破すれば報酬5百万ペソを支払う」といったコメントを投稿していたとのことです。 NBIは「彼は次のように投稿していました。『Comelecの全施設を爆破すれば500万ペソの報酬を支払う』」と説明しています。 容疑者は5月14日、マンダウエ市カシリ地区の「カシリ・ヒルズ・サブディビジョン」にて逮捕されました。この投稿は120回以上シェアされ、多数のコメントが付いていたとされています。 この脅迫について、司法次官のニコラス・タイ氏とComelec第7地域ディレクターのフランシスコ・ポベ氏がNBIに通報したことで、捜査当局は行動を開始。投稿がまだアクティブな状態であったことから、緊急追跡作戦(ホット・パースート)が実行されました。 NBIによれば、容疑者は逮捕時に抵抗することなく、問題のFacebookアカウントが自分のものであると認めました。 報告書によると、容疑者は「爆破脅迫の虚偽情報を悪意を持って拡散した者に刑罰を科す」ことを定めた大統領令第1727号および2020年反テロ法(共和国法第11479号)に基づき、起訴される可能性があります。 この件について、Philstar.comがComelec委員長のジョージ・ガルシア氏にコメントを求めたところ、彼は「NBIは常に信頼できるパートナーだ」と述べました。 「提供元」http://philstar.com   弊社ではフィリピンでのお困りごとなどに対応しています。 お困りの際は、LINEにてお気軽にお問い合わせください。

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