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2024/10/17
フィリピン タガイタイのリゾートでのPOGO急襲で、17人の中国人が逮捕される

TAGAYTAY — 火曜日、フィリピン国家捜査局(NBI)は
タガイタイ市のリゾートで行われた急襲により、17人の中国人を逮捕しました。NBIのサイバー犯罪部門は、バランガイ・フランシスコにあるリゾートで、ある中国人が拷問されているという情報を受けて捜査を開始し、被害者を救出しました。捜査の結果、現場ではPOGO(フィリピン・オフショア・ゲーミング・オペレーション)に関与する容疑者たちが使用していたとされるコンピューターワークステーションや
携帯電話が発見されました。
NBIのハイメ・サンティアゴ局長は、メディアに対し、救出された被害者が受けた拷問について詳しく説明し、容疑者らが使用していた携帯電話が暗号通貨や資金の移動に利用されていたことを明かしました。また、被害者はこの組織を離れようとしたために暴行を
受け、電気ショックをかけられたとされています。
逮捕された17人のうち、4人は女性であり、事件の発端となった被害者は安全に保護されました。バランガイの当局は、リゾートでPOGOが運営されていることを知らず、拷問の事実にも驚いたと述べています。
この事件を受けて、バランガイはリゾートの営業を一時停止し、今後このような事件が再発しないように監視を強化するとしています。