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【9月28日から】ジプニー14ペソ・バス最大18ペソに値上げ 首都圏の運賃引き上げ全内容と3日間ストの通勤影響を整理
2026年9月28日(月)から、マニラ首都圏を含む全国の公共交通機関で運賃が引き上げられます。運輸省(DOTr)は9月25日、陸運免許規制委員会(LTFRB)の勧告を承認し、2026年3月から続いていた運賃据え置きの解除を決めました。ジプニー、バス、配車サービス(TNVS)、空港タクシーが対象で、通勤コストに直結する変更です。この記事では、公表された運賃の全内容と、同じ月曜から予定される運輸ストの通勤への影響を、在住者向けに整理します。
何が変わるのか:9月28日から適用される新運賃
今回の引き上げは、燃料価格の上昇を理由に交通事業者が求めてきたものです。伝統型ジプニーの最低運賃は、最初の4キロが13ペソから14ペソへ1ペソ上がり、以降は1キロごとに2ペソが加算されます。近代化ジプニー(モダンジプニー)は最低運賃が15ペソから17ペソへと2ペソ上がりました。数字を一文にまとめると、2026年9月28日から伝統型ジプニーの初乗りは14ペソ、モダンジプニーの初乗りは17ペソになります。
バスも値上げの対象です。首都圏の冷房バスは15ペソから18ペソへ3ペソ、通常バスは13ペソから15ペソへ2ペソ引き上げられました。地方路線バスの初乗りは11ペソから12ペソへ1ペソ上がっています。ポイント・トゥ・ポイント(P2P)バスについては、既存運賃から一律15%の値上げが認められました。空港タクシーの最初の5キロは75ペソから115ペソへ上がり、以降のキロ数の料金は据え置きとされています。
配車サービス(Grabなど)の基本料金も上昇
Grabに代表される配車サービス(TNVS)の基本料金も引き上げられます。車種別に見ると、セダンは45ペソから65ペソ、AUV/SUVは55ペソから75ペソ、ハッチバックは35ペソから55ペソ、プレミアム車両は145ペソから165ペソになりました。ピックアップ(配車)料金は1キロあたり15ペソが基準です。空港送迎や雨天時にGrabを使う在住者にとっては、1回あたり20ペソ前後の負担増が見込まれるでしょう。
学生・高齢者・障害者(PWD)への20%割引は今回も維持されます。運輸長官は、対象となる車両は新しい運賃表を車内に掲示してから新料金を徴収するよう事業者に求めました。乗車時に運賃表が見当たらない場合、旧料金のままか確認する余地があります。
同じ月曜に運輸スト:交通事業者は「値上げ幅が不十分」
運賃が上がる一方で、交通団体側は満足していません。運輸団体MANIBELA(マニベラ)のマル・バルブエナ会長は9月26日、地元ラジオDZBBのインタビューで、承認された値上げ幅について「あと1ペソ足りない」と述べ、9月28日(月)から予定していた運休スト(tigil-pasada)を予定通り実施すると表明しました。別の交通団体も9月29日から30日にかけて全国規模の集会を計画しており、約10万人のドライバーや事業者が参加する見通しとされています。数字を一文にまとめると、値上げの初日である9月28日から少なくとも3日間、公共交通の一部が通常どおり運行しない可能性があります。
つまり、月曜以降は「運賃が上がる」ことと「ジプニーやバスの本数が減る」ことが同時に起こり得ます。特に週明けの通勤時間帯は、車両が捕まりにくくなる場面も想定しておくとよいでしょう。マルコス大統領は、燃料税やNCRの賃上げを含む生活コスト対策について、この段階では確約はできないという趣旨の発言をしたとも報じられています。
在住者への実用情報:月曜からの通勤・移動のポイント
今回の変更を踏まえ、9月28日以降の移動で押さえておきたい点を挙げます。まず、現金でジプニーやバスに乗る場合、小銭を少し多めに用意しておくと、運転手との釣り銭のやり取りがスムーズです。次に、ストで車両が減る可能性がある月曜〜水曜は、通勤・通学の家庭では出発を早める、あるいはGrabや在宅勤務を選択肢に入れると安心でしょう。空港へ向かう予定がある方は、空港タクシーの初乗りが75ペソから115ペソへ上がる点と、渋滞で所要時間が読みにくくなる点の両方に余裕を見ておくことをおすすめします。
また、学生・高齢者・PWDの20%割引は継続されます。該当する家族がいる場合は、割引が正しく適用されているかを乗車時に確認してください。
数字で見る新旧運賃(首都圏・主要区分)
| 交通手段 | 旧運賃(初乗り) | 新運賃(9月28日〜) | 差額 |
|---|---|---|---|
| 伝統型ジプニー | 13ペソ | 14ペソ | +1ペソ |
| モダンジプニー | 15ペソ | 17ペソ | +2ペソ |
| 通常バス(首都圏) | 13ペソ | 15ペソ | +2ペソ |
| 冷房バス(首都圏) | 15ペソ | 18ペソ | +3ペソ |
| 地方路線バス | 11ペソ | 12ペソ | +1ペソ |
| 空港タクシー(最初の5km) | 75ペソ | 115ペソ | +40ペソ |
| TNVSセダン(基本) | 45ペソ | 65ペソ | +20ペソ |
| TNVS AUV/SUV(基本) | 55ペソ | 75ペソ | +20ペソ |
情報を追うときの注意
運賃改定やストの情報は、状況によって変わることがあります。SNS上では旧料金の画像や、過去のストの映像が「今日のもの」として再拡散されることも珍しくありません。運賃やスト日程を確認するときは、LTFRBやDOTrの公式発表、または信頼できる報道機関の当日付の記事を基準にしてください。この記事の数字も、報道時点(9月25〜26日)の公表内容に基づいています。
よくある質問(FAQ)
Q. 値上げはいつから始まりますか?
A. 2026年9月28日(月)からです。ジプニー、バス、TNVS、空港タクシーが対象です。
Q. ジプニーの初乗りはいくらになりますか?
A. 伝統型ジプニーが14ペソ、モダンジプニーが17ペソです。伝統型は最初の4キロ、以降1キロごとに2ペソ加算されます。
Q. Grabも高くなりますか?
A. はい。TNVSの基本料金が上がり、セダンは45ペソから65ペソ、AUV/SUVは55ペソから75ペソになります。
Q. 月曜からストがあると聞きましたが、通勤できますか?
A. MANIBELAは9月28日から運休ストを予定していると表明しています。すべての車両が止まるわけではありませんが、車両数が減る可能性があるため、時間に余裕を持った移動をおすすめします。
Q. 学生や高齢者の割引はどうなりますか?
A. 学生・高齢者・障害者(PWD)への20%割引は今回も維持されます。
出典
- Inquirer.net「DOTr approves jeepney fare hikes effective Monday」(2026年9月25日)
- Inquirer.net「LIST: LTFRB releases approved fare hikes for buses, TNVS」(2026年9月25日)
- Manila Bulletin(2026年9月26日)
- DZBB Super Radyo/Pilipinas Today によるMANIBELA会長インタビュー報道(2026年9月26日)