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豆知識
マニラの治安はどうなの?地区別に状況解説!
マニラはフィリピンの首都として多くの観光客が訪れますが、治安に関しては注意が必要です。フィリピンのマニラに関して、治安の良い場所と悪い場所、および治安が悪い理由と安全対策について説明していきます。
マニラの比較的に治安が良い場所
マカティ (Makati)
フィリピンのビジネスの中心地で、多くの高級ホテルやオフィスビルが立ち並びます。セキュリティがしっかりしており、外国人居住者や観光客にも人気があります。
ボニファシオ・グローバルシティ (BGC)
モダンな都市開発が進むエリアで、高層ビルやショッピングモール、レストランが豊富です。治安も良く、警察の巡回も頻繁に行われています。
アルバン (Alabang)
マニラ南部に位置し、高級住宅地が広がるエリアです。多くの外国人や富裕層が住んでおり、比較的に治安が安定しています。
マニラの治安が悪い場所
トンド (Tondo)
マニラのスラム街の一つで、貧困層が多く住んでいます。犯罪率が高く、特に夜間の一人歩きは非常に危険です。ナイトマーケットなどが有名な場所ですので、終日賑わっています。スリなどはもちろん、拉致なども多発する地区なので、訪れる際は夜遅くの行くのは避けましょう。
カローカン (Caloocan)
引用:https://www.facebook.com/CaloocanCityPH
一部の地域でギャングや犯罪が多発しています。観光客にはおすすめできないエリアです。特に夜に訪れるのは極力避けましょう。
キアポ (Quiapo)
観光地ではあるものの、スリや詐欺が多発するエリアです。人混みの中での貴重品管理に注意が必要です。マーケット通りなど、お土産などの買い物に完璧な場所ですが、昼間でもスリが多発しています。観光客は特に目立つので、細心の注意が必要です。
マラテ (Malate)
日本で言うところの繁華街といえばマラテですが、例年、観光客も増えてきている中で、犯罪率も上がっているのが現状です。ナイトライフが盛んなエリアですが、スリや詐欺が多く、夜間の一人歩きは非常に危険です。
なぜフィリピンは治安が悪いのか?
貧困
フィリピンは貧困層が多く、貧困が犯罪の主な原因となっています。仕事がない、あるいは低賃金のために犯罪に手を染める人が多いです。
薬物問題
違法薬物の取引や使用が広まっており、それに関連する暴力犯罪も多発しています。
政府の取り締まりも厳しいが、根絶には至っていません。
政治的・社会的不安定
一部の地域では武装勢力やテロリストの活動が見られ、政府の統治が行き届いていない場所もあります。
安全対策
①信頼できる交通手段を利用
認可されたタクシーや配車サービス(Grabなど)を利用しましょう。
路上でのタクシーの利用は避けるのが無難です。
②人混みを避ける
スリや詐欺が多発するため、観光地や市場などの人混みでは貴重品に注意し、なるべく避けることをおすすめします。
③夜間の外出を控える
夜間は特に危険が増すため、外出は避けるか、どうしても外出が必要な場合は信頼できる人と同行しましょう。
まとめ
マニラを観光で訪れる際に避けた方が良い地区を以下にまとめました。これらの地域は犯罪率が高かったり、安全面で問題があるとされています。
治安の良いエリアと悪いエリアが明確に分かれているため、訪問する際には事前に情報を集め、安全対策を徹底することが重要です。