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2025/05/08

フィリピン 2025年3月の失業率および不完全雇用率が上昇

マニラ、フィリピン — フィリピン統計庁(PSA)が2025年5月7日(水)に発表したところによると、2025年3月の失業率は3.9%となり、前月の3.8%からわずかに上昇しました。

これは、約193万人の失業者がいることを意味します。

一方、2025年3月の雇用率は96.1%で、雇用者数は4,802万人となっています。

労働力率(労働市場に参加している15歳以上の人の割合)は、2月の64.5%から3月には62.9%にわずかに低下しました。2025年3月時点で、労働力に加わる資格のある15歳以上のフィリピン人は4,996万人となっています。

また、不完全雇用率(望む労働時間・仕事に満たない人の割合)は、2025年3月に13.4%となり、前月の10.1%から大幅に上昇しました。

PSAは「規模で見ると、4,802万人の雇用者のうち644万人が、現在の仕事での追加労働時間を希望したり、副業や労働時間の長い新たな仕事を希望している」と述べました。

平均労働時間は週あたり41.2時間と推計されています。

産業別で見ると、サービス業が最も多くの雇用を生み出しており、全体の62.0%を占めています。次いで農業部門が20.1%、工業部門が17.9%となっています。

また、賃金・給料労働者が労働力全体の78.1%を占め、最も大きな割合となっています。

年間で雇用者数が増加した主な業種:

  • 教育:21万人増

行政支援サービス業:14.5万人増
漁業および養殖業:13.8万人増
芸術・娯楽・レクリエーション:9.1万人増
医療・福祉:5.1万人増
年間で雇用者数が減少した主な業種:

  • 農業・林業:60.9万人減

公務・防衛および社会保障:39.4万人減

製造業:28.1万人減
卸売・小売業、自動車・バイクの修理業:17.5万人減
専門・科学・技術サービス:10万人減

 

「提供元」 http://philstar.com

 

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