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2025/09/17

フィリピン 台風『ミラソル』がイサベラに上陸 シグナル1発令

マニラ発 — 熱帯低気圧「ミラソル」は9月17日(水)、ルソン北部に上陸し、現在横断中であるとフィリピン気象庁(PAGASA)が発表しました。

午前7時時点で、台風の中心はイサベラ州サン・アグスティン付近にあり、最大持続風速は時速55キロ、最大瞬間風速は時速90キロ、西北西へ時速25キロで進んでいます。中心から半径200キロにわたり強風域が広がっています。

現在、ルソン各地で熱帯低気圧風警報(TCWS)シグナル1が発令されており、時速39〜61キロの強風が予想されています。

シグナル1発令地域
• バタネス州
• カガヤン州(バブヤン諸島を含む)
• イサベラ州
• キリノ州
• アウロラ州(北部・中部:ディラサグ、カシグラン、ディナルンガン、ディパクラオ、バレル、マリア・アウロラ、サン・ルイス)
• アパヤオ州
• アブラ州
• カリンガ州
• マウンテン・プロヴィンス州
• イフガオ州
• ベンゲット州(北部・東部:バクン、マンカヤン、カバヤン、ブギアス、キブンガン、アトク、ボコッド)
• ヌエヴァ・ヴィスカヤ州
• 北イロコス州
• 南イロコス州

PAGASAは、ミラソルがルソン海峡に再び出る際に熱帯低気圧から熱帯暴風雨に発達する可能性があり、その場合は北ルソンの一部でシグナル2が発令される恐れがあると警告しています。

また、南西モンスーン(現地名「ハバガット」)の影響で、水曜から木曜にかけて南ケソン州、カマリネス・ノルテ州、ミンドロ両州やパラワン州の一部で強風から烈風が吹く見込みです。

海上では、カガヤン本島東部沿岸およびイサベラ州沿岸で最大3.0メートルの高波が予想されており、小型船の航行者には警戒が呼びかけられています。

ミラソルは今後、北北西に進み、9月17日(水)の午前または午後にはフィリピンの責任管轄区域(PAR)を抜ける見込みです。PAGASAは、さらに勢力を増して強い熱帯暴風雨へ発達する可能性も排除していません。

「提供元」http://philstar.com

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