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フィリピン 台風「メイメイ」がルソン島北部・中部を横断へ 学校・官公庁は休校・休業措置
台風「メイメイ」、ルソン島横断へ 広範囲で大雨・洪水・土砂災害に警戒
【マニラ】 フィリピン気象庁(PAGASA)は、台風「メイメイ」は6日(木)にルソン島を横断するにつれて勢力を弱める見込みである一方、広範囲に及ぶ雨雲と強風域により、北部では洪水や土砂災害、首都圏(メトロ・マニラ)ではモンスーンによる大雨、西部沿岸では最大5メートルの高波が発生する恐れがあるとして警戒を呼びかけています。
PAGASAによると、8月6日(木)午後までにイロコス・スール州、ラ・ウニオン州、ベンゲット州では200ミリを超える雨が降る可能性があります。
また、パンガシナン州、アブラ州、サンバレス州、カリンガ州、マウンテン州、イフガオ州では同じ期間に100~200ミリの降雨が予想されており、都市部や低地、河川沿いでは広範囲で洪水が発生する恐れがあるほか、土砂災害が起こりやすい地域では地滑りへの警戒が必要です。
さらに、南西モンスーンによる雨はより南まで広がる見込みで、メトロ・マニラ、リサール州、カビテ州、ラグナ州、バタンガス州、西ミンドロ州では木曜日午後までに50~100ミリの降雨が予想されています。
山間部や標高の高い地域ではさらに雨量が増える可能性があり、すでに降り続いた雨で地盤が緩んでいる地域では被害が拡大する恐れがあります。
ルソン島を横断へ
PAGASAは、台風「メイメイ」が東寄りに進路を変え、木曜日未明から早朝にかけてイロコス・ノルテ州、イロコス・スール州、またはラ・ウニオン州に上陸すると予想しています。
その後、木曜日中にルソン島北部から中部を横断する見込みで、朝には熱帯低気圧へ勢力を弱め、午後から夕方にかけて低気圧へ変わる可能性があります。
ただし、進路は今後も変わる可能性があり、予想される上陸地点や進路以外の地域でも、大雨や暴風の影響を受ける恐れがあるとしています。
暴風警報
シグナル2は以下の地域に発令されています。
* イロコス・スール州
* アブラ州
* イロコス・ノルテ州南部
* ラ・ウニオン州北部・中部
* パンガシナン州北西部
* カリンガ州西部
* マウンテン州
* ベンゲット州北西部
これらの地域では、時速62~88キロの暴風が予想され、人命や財産に軽度から中程度の危険が及ぶ可能性があります。
シグナル1は、上記以外のイロコス地方やパンガシナン州、カリンガ州、マウンテン州、ベンゲット州のほか、アパヤオ州、イフガオ州、カガヤン州本土、イサベラ州、キリノ州、ヌエバ・ビスカヤ州、サンバレス州北部、タルラック州北部、ヌエバ・エシハ州北部、オーロラ州北部・中部に発令されています。
また、台風と南西モンスーンの影響で、金曜日まで国内の広い範囲、とくに沿岸部や高地では強風から暴風級の突風が吹く見込みです。
上陸前から学校・官公庁に影響
台風は上陸前の5日(水)からすでに学校や職場に影響を及ぼしています。
フィリピン大統領府(マラカニアン宮殿)は、メトロ・マニラ、アブラ州、イロコス・スール州、ラ・ウニオン州、ベンゲット州、パンガシナン州、サンバレス州において、5日午後3時から政府機関の業務と全ての学校の授業を停止すると発表しました。
一方で、医療機関や基礎公共サービス、防災対応など重要業務を担う機関は通常どおり業務を継続します。民間企業については、休業するかどうかの判断は各企業に委ねられています。
また、大統領府の発表以前から、一部自治体では休校やオンライン授業への切り替えが決定されていました。
西部沿岸では最大5メートルの高波
ルソン島北部西岸には**強風警報(Gale Warning)**が発令されています。
イロコス・スール州、ラ・ウニオン州、パンガシナン州沿岸では最大5メートルの高波が予想されており、大小を問わずすべての船舶にとって航行は危険な状況となっています。
PAGASAは、風と波が収まるまで港で待機するか、安全な避難港へ移動するよう船舶関係者に呼びかけています。
また、バタネス州、イサベラ州、サンバレス州などの沿岸でも最大3メートルの波が予想されており、小型船やモーターバンカ(小型船)は出航を控えるよう勧告されています。
「提供元」http://philstar.com
