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フィリピン マルコス大統領は、選挙のために5月12日を特別休日に指定

- 【フィリピン】5月12日を選挙のための特別休日に指定(大統領令第878号)
マルコス大統領は、2025年5月12日(月)を全国一斉の特別非労働日(特別休日)に指定することを宣言しました。これは、選挙権を適切に行使できるよう国民に時間を確保するための措置で、大統領の権限に基づきバサミン大統領秘書が署名しました。
この要望は選挙管理委員会(Comelec)および労働団体から出されたもので、労働組合連合会(TUCP)は約1,000万人の労働者の投票権保護のために休日指定を求めていました。
「休日を早めに宣言することで、労働者の票が重要であることを明確に示すことができます」
— TUCP会長 レイモンド・メンドーサ氏
Comelecもまた、高い投票率を確保する目的での休日宣言を大統領に要請していました。
- 【選挙の注意事項】
・投票前に候補者のリストを準備し、投票所を確認するよう呼びかけ。
・投票用紙にはチェックや点ではなく、円を完全に塗りつぶす。
・見本投票用紙、無料の乗車・食事提供は買収と見なされ犯罪です。
・ボールペンの持参は不要。本人確認用にIDを持参可能。
・投票用紙・機械の画面・投票レシートの写真撮影は禁止。
・候補者の名前や画像が記載された衣服の着用は禁止。
・投票後は混雑防止のため、すみやかに帰宅を。
・高齢者、障がい者、妊婦は午前5時〜7時の早期投票が可能。
・一部モールも投票所として指定されています。
- 【インターネット投票登録 延長】
海外在住フィリピン人向けのインターネット投票の登録期限は5月10日まで延長。
登録済みでなければ、オンライン投票は不可。
既に20万人超の海外在住者が登録。
- 【国家警察の準備】
フィリピン国家警察(PNP)は5月8日から全国的に展開。
投票所、重要インフラ等に人員を配置。
Kontra Bigay(買収対策キャンペーン)も強化。
選挙期間中の禁酒・選挙運動禁止を厳格に実施。
警察官に対しては「政治的中立性の厳守と職務遂行」を徹底指示。
「提供元」http://philstar.com