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2025/10/28

フィリピン・マルコス大統領、新首相となった日本の総理とACSA(物品役務相互提供協定)の推進で合意

フィリピンと日本は、自衛隊とフィリピン軍が物資やサービスを相互に提供できるようにする「物品役務相互提供協定(ACSA:Acquisition and Cross-Servicing Agreement)」について、原則合意に達した。

マルコス大統領と日本の新首相・高市早苗氏は、第47回東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議および関連会合の傍ら、日曜日に会談を行った。
マニラの日本大使館が昨日発表した声明によると、
「安全保障協力に関して、両首脳は日本とフィリピンがACSAに関する原則的合意に達したことを歓迎した」としている。

ACSAのもとでは、両国の軍が燃料、食料、輸送、医療支援、予備部品などの後方支援を、共同訓練、演習、平和維持活動、人道支援活動などの際に相互に提供できるようになる。日本はすでに米国やオーストラリアとも同様の協定を締結している。

また両首脳は、日比円滑化協定(Reciprocal Access Agreement:RAA)が今年9月に発効したことを歓迎した。この協定は、今月初めにセブで発生した大規模地震後の支援物資輸送や共同演習でその有効性が確認されたという。

日本大使館は声明で、
「両首脳は、フィリピンおよび地域の平和と安定に資する安全保障協力の基盤を引き続き強化していくことで一致した」と述べている。

一方で、マラカニアン宮(大統領府)は昨日、マルコス大統領が日本の新首相とASEAN首脳らとの集合写真に写っていなかった理由について、「国連のアントニオ・グテーレス事務総長との二国間会談が予定より長引いたため」と説明した。

「提供元」http://philstar.com

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