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フィリピン 「レオン」が台風に発達し、ルソン島北部に脅威を与える

マニラ — 火曜日の午前、フィリピン国家気象局PAGASAは、熱帯低気圧「レオン」がカガヤン東部の海上で台風に発達したと発表しました。
PAGASAによると、レオンの中心付近では現在、最大風速130 km/h、最大瞬間風速160 km/hの強風が観測されており、西北西方向に時速10 kmで移動しています。
同気象局は、バタネス、バブヤン諸島、カガヤン東部、イサベラ北東部に対して熱帯低気圧風速警報第2号を発令しました。風速警報第1号は、主にルソン島北部の20の州に引き続き適用されていますが、サマール島では警報が解除されています。
PAGASAは、バタネスとバブヤン諸島に対して風速警報第3号または第4号が発令される可能性があり、警報第5号の発令も排除されないとしています。
火曜日午前10時時点で、台風レオンはカガヤン州トゥゲガラオ市の東555キロメートルに位置しています。
レオンの外縁の雨雲は、バタネス、カガヤン、イサベラ、イロコス・ノルテ、アパヤオに激しい雨をもたらし、イロコス・スル、アブラ、カリンガでも中程度から激しい雨が予想されています。
また、レオンのトラフ(延長部)は、MIMAROPA地域、西ビサヤ地方、ネグロス島にも大雨をもたらすでしょう。
洪水や雨による地滑りが予想されます。
台風は北西方向に進み続け、スーパー台風に近い強さまで発達する可能性があります。スーパー台風へのさらなる発達も否定できません。
木曜日にはバタネスに最も接近し、同州での上陸も予想されています。
木曜日の午後または夕方には台湾南東部に上陸し、木曜日遅くまたは金曜日早朝にフィリピン領域から出る見込みです。
最新情報に注意し、引き続き警戒してください。
[提供元 / TV patrol] https://news.abs-cbn.com/TVPATROL