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台風クリスティーンはPAR(フィリピン領域)を出る際にわずかに減速、しかし引き続き台風レオンが日曜日にフィリピンに入る可能性大。

強い熱帯暴風雨「クリスティーン」はまもなくフィリピン領域(PAR)を出る見込みです。
気象庁PAGASAは金曜日午前11時の予報で、クリスティーンが西北西に時速15キロで進んでいると報告しました。これは以前の時速25キロよりやや減速した状態です。午前11時現在、クリスティーンはラ・ウニオン州バクノタンから西北西255キロ、イロコス・スル州シナイトから西南西255キロの位置にあります。
クリスティーンの中心付近での最大風速は時速95キロ、最大瞬間風速は時速115キロ、中心気圧は985ヘクトパスカルです。
現在、以下の地域で熱帯低気圧警報が発令されています。
[警報シグナル2]
カガヤン本土北西部(サンタ・プラクセデス、クラベリア、サンチェス・ミラ、アブルグ、パムプラーナ)、バブヤン諸島、ヌエヴァ・ヴィスカヤ、アパヤオ、アブラ、カリンガ、マウンテン・プロヴィンス、イフガオ、ベンゲット、イロコス・ノルテ、イロコス・スル、ラ・ウニオン、パンガシナン、ヌエヴァ・エシハ、タルラック、パンパンガ、ザンバレス、バターン北部(モロン、エルモサ、ディナルピハン、バガク、オラニ、サマル、アブカイ、バランガ市)
[警報シグナル1]
ルソン地域全域、バタネス、カガヤン本土の残り、イサベラ、キリノ、アウロラ、ブラカン、バターン残部、メトロ・マニラ、カビテ、バタンガス、ラグナ、リサール、ケソン、ミンドロ島、マリンドゥーケ、ロムブロン、パラワン北部およびカラミアン、クヨ、カラヤン諸島、カマリネス・ノルテ、カマリネス・スル、ブリアス島
また、ヴィサヤ地域ではアクラン北部(ブルアンガ、マライ、ナバス、イバジャイ)およびアンティーケ北部(リベルタッド、パンダン、カルヤ諸島)
[被害状況]
フィリピン全土で330万人以上が「クリスティーン」による影響を受け、
数千人が被害に苦しんでいます。
一方、日本気象庁(JMA)は、グアム付近の熱帯低気圧が熱帯暴風「コンレイ」に発達したと発表しました。「コンレイ」は日曜日にPARに進入する可能性があり、フィリピンでは「レオン」と命名される予定です。
[提供元] https://news.abs-cbn.com/news