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フィリピン入管当局、ミニPOGOを運営していた韓国人7人を逮捕
マニラ発 — フィリピン入国管理局(BI)は先週、パンパンガ州アンヘレス市のクラーク・フリーポートゾーン内のコンドミニアム2室を拠点に、小規模POGO(フィリピン国外向けオンラインゲーミング事業)サイトを運営していたとされる韓国人7人を逮捕したと、同局が発表した。
入管報道官のダナ・サンドバル氏によると、マルコス大統領の命令に基づき政府がPOGO事業を停止して以降、小規模なPOGOユニットを運営する形態が新たな傾向となっているという。
「以前はPOGOが100人規模の従業員を雇っていましたが、現在は10人以下でひっそりと運営し、当局の摘発を逃れようとしています」とサンドバル氏は述べた。
入管局のジョエル・アンソニー・ヴィアド長官は今回の逮捕を称賛し、外国人によるPOGOおよび類似のオンライン賭博活動に対し、継続的かつ強化された取り締まりを行う方針を強調した。
「大統領の指示は明確です。外国人によるオンラインギャンブル活動をフィリピン国内で継続させることは許しません。違反者は逮捕し、国外退去させます」とヴィアド長官は述べた。
入管逃亡者捜索部(Fugitive Search Unit)のレンデル・ライアン・シー主任によると、クラークでの今回の作戦は、当初、同地域で活動していると通報のあった1人の韓国人容疑者を標的にしたものだった。
しかし、入管職員が韓国当局、フィリピン空軍、およびクラーク開発公社(CDC)の職員と合同で現場を確認したところ、オンライン賭博活動に関与しているとみられるワークステーションを操作していた韓国人男性7人を発見したという。
シー主任によると、この小規模な違法運営は世界各地のスポーツイベントに連動したベッティングプラットフォームを使用していた。
初期の確認では、容疑者の1人、ハ・ドンジュン(Ha Dong Jun)は2024年12月の出国期限を過ぎてもフィリピンを離れなかったとして、今年1月からBIの指名手配リストに掲載されていた。
逮捕された韓国人7人はタギッグ市の入管収容施設へ移送され、国外退去まで拘留される予定。
「提供元」http://philstar.com
