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2025/06/26
フィリピンと日本、兵站協定の交渉を開始
マニラ(フィリピン)発 — フィリピンと日本は、物品役務相互提供協定(ACSA)の交渉を開始しました。この協定が締結されれば、自衛隊とフィリピン軍が物資やサービスを相互に提供できるようになります。
遠藤和也駐フィリピン日本大使は月曜日、マニラと東京の間で「安全保障情報に関する協定(GSOMIA)」の可能性についても協議が進められていることを明らかにしました。
マルコス大統領と日本の石破茂首相は、今年4月に両国がACSAの交渉を開始することで合意したと発表しています。
同日、遠藤大使は、海上自衛隊護衛艦「いせ」にて、護衛隊群第4群の夏井高志司令官とともに、自衛隊創設71周年を記念するレセプションを開催しました。同艦はマニラ港に停泊していました。
国家安全保障担当顧問のエドゥアルド・アニョ氏やフィリピン軍参謀総長のロメオ・ブラウナー Jr.将軍も祝辞を述べ、日本とフィリピン間の防衛・安全保障協力の著しい進展を強調しました。
遠藤大使は、日本とフィリピンがともに海洋国家として地理的に近接していること、そして両国が共有する戦略的利益について強調しました。
また、大使は、二国間の防衛協力をさらに深化させる重要性を強調し、最近承認された「相互アクセス協定(RAA)」を、今後のさらなる連携に向けた画期的な前進だと述べました。
「提供元」http://philstar.com
