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フィリピン INC(イグレシア・ニ・クリスト)の抗議デモ、3日間集会の群衆がさらに膨らむ
マニラ発 — イグレシア・ニ・クリスト(INC)の反汚職集会は、3日間の抗議活動の2日目にあたる11月17日(月)にも大規模な参加者を集める見通しだ。会場はキリノ・グランドスタンド。
午前9時時点で、マニラ市広報局は、およそ15万人が3日間の抗議集会のために会場に集まっていると推計した。
午前10時には、マニラ警察区(MPD)のフィリップ・イネス報道官がPhilstar.comに対し、群衆は約18万人に増えたと述べた。
報道によると、初日の集会後、一部のINCメンバーはグランドスタンド敷地内に泊まり込んだという。日曜日の集会が午後開始だったのに対し、主催者は月曜日の活動は午前9時から始まると説明している。なお、初日は地元警察の推計で約50万人を動員した。
集会は11月18日(火)まで続く予定。
日曜日、同団体は今回の大規模行動について「政治だけが目的ではない」と強調した。
「これは私たちが自由に意見を表明する権利の行使です」と、教団の主任エヴァンジェリストであるビエンベニード・サンティアゴ・ジュニア氏は群衆を前に語った。「キリストの教会は、政府高官による腐敗と洪水対策事業の問題に懸念を抱く市民と共にあります。透明性、説明責任、そして平和を求める国内外のフィリピン国民と共に立ち上がっています。」
この宗教団体は「ブロック投票」の影響力で知られ、2022年にはフェルディナンド・マルコス Jr. 大統領とサラ・ドゥテルテ副大統領を支持したほか、洪水対策事業の不正への関与が疑われる上院議員ジョエル・ビリャヌエバ氏とジンゴイ・エストラダ氏も支援していた。
しかし、マルコス大統領の辞任要求と距離を置く姿勢を示すため、INCの主催者は、ドゥテルテ前大統領の支持者が掲げた「Marcos Resign(マルコス辞任)」のバナーを持った参加者が初日に合流するのを阻止した。
マニラ市は、リサール公園での活動に伴う交通混雑を見込み、月曜と火曜の授業を休校とした。
「提供元」http://philstar.com
