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2025/07/28

フィリピン 入国管理局:外国人逃亡犯268人を逮捕

マニラ(フィリピン)発 — フィリピン入国管理局(BI)は、2025年上半期(1月~6月)に外国人逃亡犯268人を逮捕したと発表した。これは、2024年同時期の逮捕者数69人の約4倍にあたる。

ジョエル・アンソニー・ビアドBI長官は、逮捕件数に関するこのデータは逃亡者捜索部(Fugitive Search Unit)主任レンデル・ライアン・シー氏の報告に基づいていると述べた。

ビアド長官は声明で次のように述べている。
「外国政府および国際的な法執行機関との継続的な連携により、フィリピンをこれらの逃亡者から守る安全な国家であり続けることができるのです。」

🇯🇵 日本人逃亡犯の摘発

1月から4月にかけて、日本で窃盗容疑で指名手配されていた「ルフィ」グループのメンバーとみられる日本人4人が逮捕された。
彼らは、警察官になりすまし住宅に侵入し強盗を行うという手口を用いていたとされている。

🇰🇷 韓国人容疑者の事例
• イ・ジファン容疑者(韓国籍)は1月8日、セブ州タリサイ市で逮捕。韓国での暴力的な強盗事件に関与していたとされる。
彼は共犯者とともに被害者を手斧で襲い、1000万ウォン(約110万円)を自身の口座に送金させたという。
• チュ・ホヨン容疑者(韓国籍)は2月13日に逮捕。偽の不動産担保を使い、22億6千万ウォン(約2.5億円)を詐取したとされている。
韓国当局により重要逃亡者とされており、フィリピン国内のテレコム詐欺にも関与している疑いがある。

🇯🇵「JPドラゴン」グループの摘発

5月21日、日本人7名が「JPドラゴン」シンジケートのメンバーとして逮捕された。
彼らは高齢者を狙い、警察官を装ってATMカードや銀行情報を騙し取るなどの犯行を行っていた。
このグループの首謀者とされる吉岡竜二容疑者は、6月4日にパンパンガ州アンヘレスで逮捕された。

逮捕されたすべての逃亡者は、国外追放の手続き(deportation proceedings)を受けることとなり、「好ましくない外国人(undesirable aliens)」としてフィリピンから退去させられる。

「提供元」http://philstar.com

 

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