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フィリピン グローブ社、4億8,400万件のスパム・詐欺メッセージをブロック
マニラ(フィリピン)発 — 大手通信会社グローブ・テレコムは、2025年上半期に4億8,400万件以上のスパムおよび詐欺メッセージをブロックしたと発表しました。これは、フィリピン国民をオンライン上で守るための取り組みを強化した成果です。
この取り組みの一環として、グローブは児童搾取や有害コンテンツに関連する5,707のドメインを閉鎖しました。また、経済的詐欺のリスクを伴うプラットフォームを標的にし、違法なギャンブルサイト2,785件も同期間中に閉鎖しました。
グローブの最高情報セキュリティ責任者であるアントン・ボニファシオ氏は次のように述べています:
「人々は、インターネットを使うときに安心したいだけなんです。私たちの使命は、その安心を提供することです。問題が大きくなるのを待つのではなく、早い段階で脅威を検知し、世界中のパートナーと連携しながら、ネットワーク全体にスマートな防御を構築しています。」
同社はまた、StopSpamポータルを通じてユーザーからの通報を受け付けており、2025年上半期には87,624件のSIMに関する報告を処理し、その結果、グローブのネットワークで9,961件のSIMを無効化、他社のネットワークでは77,065件のSIMをブラックリスト化しました。
さらに、グローブのフィルタリングシステムは、児童の性的虐待・搾取に関するコンテンツを含む248,552件のURLをブロックし、非写真系の画像を含むURLも8,385件検出・遮断しました。
これらの対策は、「児童ポルノ禁止法(共和国法9775号)」の執行を支援するものであり、インターネット・ウォッチ財団(IWF)やカナダ児童保護センター(Canadian Centre for Child Protection)など、国内外の監視機関と連携して実施されています。
なお、これらの新たな実績は、2024年にネットワーク上で414,544件以上の悪意あるURLをブロックした実績に続くものです。
「提供元」http://philstar.com
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