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2025/12/05

フィリピン 警察、花火のオンライン販売で10人を逮捕

マニラ発 — 違法な花火をオンラインで販売したとして逮捕された人数が10人に達したと、フィリピン国家警察(PNP)サイバー犯罪対策グループ(ACG)が昨日発表した。
年末シーズンを前に、PNP-ACGはサイバーパトロールを強化している。

ACGのウィルソン・アスエタ准将は、過去1週間でヌエバ・エシハ、ラグナ、メトロマニラで行われた7件の作戦によって、逮捕者が出たと述べた。
「これは徹底したサイバーパトロールの成果だ」と語り、容疑者らはSNS上で King Kong、Kabase、Tuna などの禁止花火を販売していたところを摘発されたという。

アスエタ氏によると、売り手たちは花火の製造・販売を規制する共和国法7183号、およびサイバー犯罪防止法の第6条に基づき、告発される見込み。

また、マニラではサイバーパトロール隊員が購入者に扮して“おとり捜査”を行い、現場で2人を逮捕した。
「支払いが行われた瞬間に逮捕した」とアスエタ氏は説明した。

彼は、オンライン販売が活発になっている理由について「SNSの方が取引が簡単で、商品を密かに配送できるためだ」と述べた。
「購入者の中には、自宅に直接配送されるため安全だと思い込んでいる人もいる」と指摘した。

ACGはこれまでに、計75,000ペソ相当の違法花火789個を押収しているという。

アスエタ氏はさらに、洪水対策スキャンダルに関連する人物の名前が付けられた “Zaldy Co” や “Discaya” といった新しい違法花火の流通も監視していることを明らかにした。

同氏は、許可を持つ販売者であっても、オンラインでの花火販売は禁止されていると改めて注意を呼びかけた。

「提供元」http://philstar.com

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