観光

2024/08/07

フィリピンの1月のお祭り|文化と伝統を楽しむ旅

フィリピンは、多彩な文化と豊かな伝統が詰まったお祭りで有名です。特に1月は、全国各地でさまざまなお祭りが開催され、地元の人々と観光客が一緒に楽しむことができます。この記事では、フィリピンの1月に開催される主要なお祭りとその見どころ、参加するためのアドバイスを紹介します。

シヌログ祭り(Sinulog Festival)

セブ市で毎年1月の第3日曜日に開催される伝統的な祭りです。この祭りはキリスト教の守護聖人であるサント・ニーニョ(幼子イエス)への感謝と祈りを捧げるもので、色鮮やかなパレードやダンスコンテストが行われ、カラフルな衣装が特徴です。セブ市内の通りでは踊り手たちがシヌログダンスを披露し、音楽や花火も楽しめます。

シヌログ祭りの見どころ

シヌログ祭りの見どころは、華やかな衣装をまとった参加者が繰り広げるパレードとダンスです。特に、シヌログダンスは「前に一歩、後ろに二歩」という独特のステップが特徴で、祭りのハイライトとなります。また、花火や音楽イベントも見逃せません。

アティ・アティハン祭り(Ati-Atihan Festival)

アティ・アティハン祭りは、パナイ島のカリボで1月中旬に開催されるお祭りです。フェイスペイントを施した参加者が踊りながら進むパレードです。この祭りは「お祭りの母」とも呼ばれ、フィリピン中から多くの観光客が訪れます。夜にはストリートパーティーが開催され、音楽とダンスが一晩中続きます。

アティ・アティハン祭りの見どころ

アティ・アティハン祭りの見どころは、フェイスペイントを施した参加者が踊りながら進むパレードです。この祭りは「お祭りの母」とも呼ばれ、フィリピン中から多くの観光客が訪れます。夜にはストリートパーティーが開催され、音楽とダンスが一晩中続きます。

ディナギャンフェスティバル(Dinagyang Festival)

ディナギャンフェスティバルは、イロイロ市で1月第4週の週末に開催されるお祭りで、サント・ニーニョを祝うためのものです。色鮮やかな衣装をまとった参加者が、パレードやダンスコンテストを行い、観光客を魅了します。

ディナギャンフェスティバルの見どころ

ディナギャンフェスティバルでは、サント・ニーニョを祝うためのパレードとダンスコンテストが見どころです。色鮮やかな衣装をまとった参加者が街を練り歩き、観光客も一緒に楽しむことができます。また、地元の特産品や料理が楽しめる屋台も多数出店されます。

ブラック・ナザレ祭(Feast of the Black Nazarene)

ブラック・ナザレ祭は、フィリピンのマニラで毎年1月9日に開催される重要な宗教行事です。
国内最大のイベントで、マニラのキアボ教会で開催されます。当日は、黒いキリスト像(ブラック・ナザレ)を担いで周辺を練り歩きます。この黒いキリスト像に触れることで「病気から守られる」と信じられており、地元の人々は我先にと集まります。ブラック・ナザレは、キリスト教徒にとって特別な象徴であり、信仰の中心的な要素の一つとされています。

ブラック・ナザレ祭の見どころ

「奇跡を起こす」という効能を信じて人々がブラック・ナザレに殺到するため、このお祭りでは残念ながら負傷者が絶えず、ときには命を失う人もいます。アクシデントに巻き込まれないために、当日はテレビで観覧するか大通りを避けて遠巻きに見ることをおすすめします。

お祭りに参加するためのアドバイス

服装と持ち物

お祭りに参加する際は、動きやすい服装と履き慣れた靴をおすすめします。多くの人が集まるため、軽装で涼しい服装が適しています。また、日差しが強いので帽子やサングラス、日焼け止めも持参しましょう。貴重品は最小限にし、スリ対策も忘れずに行いましょう。

安全に楽しむためのポイント

お祭りは多くの人で賑わうため、迷子にならないように注意が必要です。特に小さなお子様連れの場合は、目を離さないように気を付けましょう。また、水分補給をこまめに行い、体調管理にも気を付けてください。

まとめ

フィリピンの1月は、多くの魅力的なお祭りが開催される季節です。シヌログ祭り、アティ・アティハン祭り、ディナギャンフェスティバル、ブッラク・ナザレ祭など、各地で独自の文化と伝統が楽しめます。旅行前に各お祭りの見どころや参加のためのアドバイスをしっかりと確認し、楽しい旅の思い出を作りましょう。

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