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FBI、アメリカ人コンテンツクリエイターが拉致されたフィリピン・ザンボアンガ・デル・ノルテの町を訪問

米国連邦捜査局(FBI)は、フィリピン人女性と結婚しているアメリカ人が
ザンボアンガ・デル・ノルテ州のシブコで拉致された事件の捜査を開始しました。
FBIの捜査官たちは、現地の状況を把握するため、10月21日(土)に
シブコ市長ジョエル・ベントゥラを表敬訪問しました。
その後、バランガイ・ポブラシオンのトゥンガワン地区にある被害者の妻の自宅を訪れ、妻とその家族に事情を聞きました。
FBIは、フィリピンを含む世界中に法務担当官や捜査官を配置しており、これらの担当者は「海外のパートナーとの架け橋となり、国際法の遵守を強化する役割を果たしている」と同局のウェブサイトに記載されています。また、法務担当官事務所は「インターポールやユーロポールなどの国際的な法執行機関を通じて、定期的に共同作業を行い、さまざまな作業部会、特別部隊、研修プログラムに関与しています」
バーモント州出身のYouTuberであるエリオット・オニル・イーストマン氏は、2024年10月17日の夜、4人の武装した男たちにより強制的に連れ去られました。彼らは法執行官を装っており、イーストマン氏は抵抗しましたが、その際に彼の脚を撃たれました。その後、彼は待機していた「ジャンコン」と呼ばれるモーターボートに乗せられ、
海上へと連れ去られました。
警察と軍は、イーストマン氏の捜索救助活動を開始し、隣接する州の治安部隊も、彼と誘拐犯の可能性のある目撃情報に対して警戒を強めています。現在、誘拐に関与したとされるグループは特定されておらず、イーストマン氏の家族と誘拐犯との間に接触はないと報告されています。
地域警察は、土曜日に複数の容疑者を調査中であると述べました。
◉「我々は、正しい指揮官を追跡していることを確認し、確実な証拠を固めるために手がかりを検証しています」と、誘拐に対応する特別捜査グループの指揮官であるボウェン・ジョーイ・マダウディング准将が語りました。