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フィリピンの選挙日、各地で体感温度が45°Cに達する

マニラ(フィリピン)発 — 5月12日(月)、フィリピン全国の28地域で極端な暑さが予想されると、国家気象庁PAGASA(フィリピン大気地球物理天文局)が発表しました。
最新のヒートインデックス速報によると、複数の地域が「危険」レベルに分類され、体感温度(ヒートインデックス)は42°C〜45°Cに達する見込みです。
【「危険」レベルのヒートインデックスが予測されている地域】
ラ・ウニオン州バクノタン:42°C
パラワン州コロン:42°C
スービック湾オロンガポ市クビ・ポイント:42°C
パラワン州クヨ:42°C
パンガシナン州ダグパン市:42°C
東サマール州ギワン:42°C
イロイロ市:42°C
ケソン州インファンタ:42°C
パンガシナン州ラオアグ市:42°C
南レイテ州マーアシン:42°C
マスバテ市:42°C
パサイ市ニノイ・アキノ国際空港(NAIA):42°C
パラワン州プエルト・プリンセサ市:42°C
西ミンドロ州サン・ホセ:42°C
カガヤン州トゥゲガラオ市:42°C
バタンガス州タナウアン・アンブロン:43°C
アグサン・デル・ノルテ州ブトゥアン市:43°C
カマリネス・スール州CBSUA-ピリ:43°C
イロイロ州ドゥマンガス:43°C
イスアベラ州ISUエチャゲ:43°C
ソルソゴン州ジュバン:43°C
アルバイ州レガスピ市:43°C
カピス州マンブサオ:43°C
カピス州ロハス市:43°C
ブラカン州サン・イルデフォンソ:43°C
ケソン州タイヤバス市:43°C
カビテ市サングレー・ポイント:45°C
北サマール州カタルマン:45°C
その他の地域は「厳重警戒」レベル(33°C〜41°C)または「注意」レベル(27°C〜32°C)に該当し、PAGASAは次のように注意を呼びかけています:
「影の少ない屋外での活動は避け、こまめな水分補給を行い、特に午後のピーク時(12時〜15時)の直射日光を避けること」
【前線と東風の影響】
一部地域では、前線と東風(イースタリーズ)の影響により、曇り空と散発的な雨が予想されています。
■ 前線(フロント)とは?
冷たい空気と温かく湿った空気がぶつかる境界線のことで、フィリピンでは北からの冷気と太平洋からの湿った空気が交差する際に形成され、雲や雨を引き起こします。
この前線は現在、バタネス諸島とカガヤン州に影響を与えており、曇りと雷雨を伴うにわか雨が見込まれています。
PAGASAは「中程度から強い雨が一時的に降る可能性があり、土砂崩れや鉄砲水に注意が必要」と警告しています。
【マニラ首都圏およびその他の地域】
マニラを含むその他の地域では、部分的に曇り空〜曇り、所によりにわか雨または雷雨が予想されており、これは太平洋から吹く暖かく湿った東風によるものとされています。
「提供元」http://philstar.com