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2025/10/15
フィリピン運輸省(DOTr)メトロマニラ地下鉄プロジェクトの早期着工を要請
マニラ(フィリピン) — 元イロコス・スル州知事のチャビット・シングソン氏は、177.5億ペソ規模のメトロマニラ地下鉄建設を直ちに開始するよう、運輸省(DOTr)に働きかけている。3年間の遅延により、当初予定より完成が2032年にまで延期されているという。
シングソン氏は、パシッグの商業施設「メトロウォーク」を所有するLCSグループ・オブ・カンパニーズの会長兼社長であり、同社は2022年9月30日にDOTrに建設許可証を提出したが、建設はまだ開始されていないと述べた。「長期にわたって遅れているメトロマニラ地下鉄の建設を、ジョヴァンニ・ロペス運輸長官に直ちに開始するよう要請しています」とシングソン氏は語った。
また、同プロジェクトは、メガワイド・コンストラクション社が日本の東急建設および戸田建設と提携して受注したものであり、すべての準備は整っているにもかかわらず停滞していると指摘した。「建設はすぐに開始されるべきです」とシングソン氏は述べ、長引く遅延はメトロマニラの悪化する交通渋滞の緩和努力を損なっていると付け加えた。
「提供元」http://philstar.com
