豆知識

2024/08/08

フィリピン旅行で気をつけたい病気は?

フィリピンは美しい自然と豊かな文化が魅力の観光地ですが、旅行中に健康を維持するためには、特定の病気に注意が必要です。本記事では、フィリピン旅行中に気を付けるべき病気とその対策について詳しく説明します。

 

フィリピンで注意すべき病気

食中毒

食中毒は、発展途上国ならつきものだと思います。実際に、観光客・留学生が最もかかりやすい病気の1つです。特に、気温や湿度が高い雨季は注意が必要です。

感染の原因の多くは、細菌・ウイルスが物品に付着し、そこから手を通して鼻や口、目から体内に入ることです。外で食事をする場合は特に注意が必要です。

デング熱

デング熱は蚊が媒介するウイルス性の病気です。フィリピンでは特に雨季(6月から11月)に発生しやすく、重症化するとデング出血熱になることもあります。症状には高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などがあります。

マラリア

マラリアも蚊が媒介する病気で、特に農村部やジャングル地域でリスクが高いです。症状には発熱、悪寒、発汗、頭痛、筋肉痛などがあります。フィリピンではマラリア予防薬の服用が推奨されています。

肝炎

フィリピンではA型およびB型肝炎のリスクがあります。A型肝炎は汚染された食物や水を通じて感染し、B型肝炎は血液や体液を通じて感染します。予防接種が有効です。

狂犬病

狂犬病は犬や他の動物に咬まれることで感染するウイルス性の病気です。フィリピンでは野犬が多く、咬まれた場合はすぐに医療機関を受診することが重要です。

予防と対策

ワクチン接種

フィリピン旅行には必須のワクチン接種はありませんが、いくつかの予防接種が推奨されています。特にA型肝炎、B型肝炎、狂犬病、破傷風のワクチン接種が考慮されます。

日常の予防策

蚊に刺されないようにするためには、長袖・長ズボンの着用、虫除けスプレーの使用、蚊帳の利用が効果的です。また、飲み水や食事の衛生にも気を付けましょう。生水は避け、ボトルウォーターを飲むようにしてください。普段からこまめに手洗いをし、携帯用のアルコール消毒、ハンドサニタイザーを常に持ち歩くようにしましょう。

フィリピン旅行時の健康管理

体調管理

旅行中は体調管理が重要です。十分な睡眠を取り、バランスの取れた食事を心掛けましょう。特に暑い気候の中では、こまめに水分補給を行い、熱中症を防ぐことが大切です。

緊急時の対応

万が一病気にかかった場合やけがをした場合は、すぐに現地の医療機関を受診してください。旅行保険に加入しておくと、緊急時の対応がスムーズになります。フィリピンには日本語対応の医療機関もあるため、事前に場所を確認しておくと安心です。

まとめ

 

フィリピン旅行では、食中毒やデング熱、マラリア、肝炎、狂犬病などの病気に注意が必要です。予防接種や日常の予防策をしっかりと講じ、健康管理に気を付けることで、安全で楽しい旅行を楽しむことができます。フィリピンの美しい景色や文化を満喫するために、事前に十分な準備をしておきましょう。

 

引用: FORTH – フィリピンの健康情報

LINEでマニラの最新情報をお届け!
マニラ旅行についてのご相談もお気軽に
お問い合わせください。