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フィリピン ダバオ・オリエンタル沖でマグニチュード7.5の地震が発生
マニラ発(フィリピン)【更新:午前11時11分】— 10月10日(金)午前9時43分ごろ、ダバオ・オリエンタル沖でマグニチュード7.5の強い地震が発生しました。これを受けて、沿岸地域には津波警報が発表されています。
フィリピン火山地震研究所(Phivolcs)によると、震源は北緯7.09度、東経127.09度付近、ダバオ・オリエンタル州マナイ町の北東約44キロの沖合に位置しており、震源の深さは約10キロメートルと浅いものでした。
同機関は当初マグニチュード7.6と発表しましたが、その後の速報で7.5に修正しました。
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■ 震度(体感の強さ)
この地震は複数の州で強く感じられ、ダバオ市では震度V、スリガオ・デル・スル州ビスリグ市では震度IVの揺れが観測されました。
計測震度では以下の地域で震度Vの揺れが記録されています:
サザン・レイテ州ヒヌナンガン市、ミサミス・オリエンタル州ギンゴオグ市、ダバオ・デ・オロ州ナブントゥラン市、ダバオ市、ダバオ・オクシデンタル州サンタマリア町、コタバト州キダパワン市、そしてサランガニ州および南コタバト州の複数の自治体。
また、より広範囲にわたり震度IVの揺れも観測されています。対象地域は、セブ市、イースタン・サマール州およびレイテ州の一部、サザン・レイテ州、ブキドノン州、カガヤン・デ・オロ市、ダバオ・デル・スル州、コタバト州、サランガニ州、南コタバト州、ジェネラル・サントス市、スルタン・クダラット州、アグサン・デル・ノルテ州、スリガオ・デル・ノルテ州およびスリガオ・デル・スル州などです。
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■ 津波警報
Phivolcsは、沿岸地域の住民に対して津波警報を発表しました。
同機関は「生命を脅かすほどの破壊的な津波の発生のおそれがある」と警告しています。
国内の津波シナリオデータベースに基づくと、影響が想定される地域では通常の潮位より1メートル以上高い波が予想され、湾内や海峡など閉鎖的な地形ではさらに高い津波が発生する可能性があるとしています。
最初の津波は午前9時43分から午前11時43分の間に到達する可能性があり、その後も数時間にわたって波が続くおそれがあります。
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■ 避難勧告
以下の州の沿岸部住民には、すぐに内陸または高台へ避難するよう強く呼びかけが出されています:
• イースタン・サマール州
• サザン・レイテ州
• レイテ州
• ディナガット諸島州
• スリガオ・デル・ノルテ州
• スリガオ・デル・スル州
• ダバオ・オリエンタル州
また、これらの州の港湾、河口、浅瀬沿岸にいる船舶の所有者には、船を安全な場所へ移動させ、海岸から離れるよう指示が出されています。
すでに海上に出ている船舶は、さらなる指示があるまで深海域に留まるよう求められています。
「提供元」http://philstar.com
