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2024/11/07

フィリピン 5つの偽造タバコ倉庫がバレンスエラで摘発される 

マニラ — 水曜日に警察と内国歳入庁(BIR)がバレンスエラ市にある偽造タバコの倉庫5ヶ所を急襲しました。

BIRによると、バレンスエラに運ばれたこれらの偽造タバコは、ブラカン州サン・ラファエルにある偽造タバコ工場から箱詰めされて出荷されていたとのことです。

BIRコミッショナーのロメオ・ルマグイ・ジュニア氏によると、5ヶ所の倉庫を捜査したところ、2ヶ所は空で、残りの倉庫からは合計14,200ケースの偽造タバコがBIRおよび警察の犯罪捜査グループ(CIDG)によって押収されました。

「これらの価値は、未納税分を含めると50億ペソに達します。この倉庫だけでも確認された未納税額は約15億ペソ、工場内の製品や設備の未納税分を加えると、さらに25億ペソにもなります」とルマグイ氏は述べました。

偽造タバコには正規の税印が貼られていないか、偽物の印が使用されており、押収されたものは同一のブランドと同一の印番号が使われていました。

当局はこれらの商品がどの店に流れていたか調査中です。

「これらは本物のメーカーから出たものではなく、工場は非常に不衛生でした。安価で偽造された製品を買うことは避けましょう」とルマグイ氏は警告しました。

BIRは、捜査された倉庫や工場の未納税額は約110億ペソに達すると見積もっています。

「これは納税を怠り、正規の事業者に悪影響を与える規模であるため、経済破壊行為と見なされます」とルマグイ氏は続けました。CIDGのニコラス・トーレIII将軍によると、ブラカンの工場で155人のフィリピン人と1人の中国人が逮捕され、バレンスエラの倉庫でも3人の中国人と1人のフィリピン人が逮捕されました。現在拘束されているのは従業員のみです。

また、拘束されている中国人が持つ運転免許証が有効かどうかも調査中で、警察はこれらの外国人の状況について、密輸対策の省庁間評議会や入国管理局と協力する予定です。

当局は、逮捕された人物に対して起こされる可能性のある訴訟内容を検討中です。

[提供元/TVpatrol] https://news.abs-cbn.com

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