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2025/09/09
フィリピン 中国人留学生誘拐事件で2人の容疑者が自首
マニラ発(フィリピン)— 今年2月、タギッグ市ボニファシオ・グローバル・シティで14歳の中国人留学生が誘拐された事件で関与が疑われていたフィリピン人2名が当局に自首したと、反誘拐グループ(AKG)が昨日発表した。
27歳のマーヴェン・カタイタイ氏と62歳のパンフィロ・ヒバヤ氏(ともにパサイ市在住)は、強化された捜索の後、9月3日に警察に出頭したと、AKGのギルセリオ・カンシラオ将軍は述べた。
容疑者2名には、タギッグ市地域裁判所第153支部のマリアム・ビエン裁判官によって、身代金誘拐および殺人の容疑で逮捕状が発行されていた。
カンシラオ将軍は声明の中で「この事件は、SNSで拡散されたこともあり非常に困難なケースです。被害者は未成年で自分を守ることができず、家族の苦悩も増しています。彼は誘拐犯から暴力を受けました」と述べた。少年は2月20日、タギッグ市での学校の活動から帰宅しなかったため、両親によって行方不明として報告され、2月25日にC5橋沿いで無事発見された。
AKGの広報担当であるエレオノール・ビヤルルズ少佐は、容疑者はすでに特定されていたため自首せざるを得なかったと述べた。容疑者が留学生の誘拐においてどのような役割を果たしたかについての詳細は明らかにされなかった。
彼女は、容疑者は捜査に協力すべきであり、他の容疑者(中国籍を含む)も逮捕されるべきだと述べた。
なお、別の容疑者であるワン・ダンユー(別名バオ・ロン)は、7月にタウィタウィ州ボンガオで逮捕されている。
「提供元」http://philstar.com
