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2025/05/15
フィリピン NBI、選挙管理委員会(Comelec)への爆破予告で男を逮捕

- マニラ(フィリピン)発 — 選挙管理委員会(Comelec)の本部に爆破予告をした男、国家捜査局(NBI)が逮捕
国家捜査局(NBI)によると、選挙当日にComelec本部に爆弾を仕掛けた者には報酬を与えると発言した男が逮捕されました。
NBIのハイメ・サンティアゴ長官は、この容疑者について「重度の薬物使用者」であり、「精神的にも異常があるように見える」と述べました(14日、The STAR紙にて)。
容疑者には今後、薬物検査および精神鑑定が実施される予定です。
- 選挙後のゴミ処理
一方で、選挙後に撤去された選挙キャンペーン資材の総量は約11.18トンにのぼると、マニラ首都圏開発庁(MMDA)が報告しました。
MMDAの職員たちは、5月13日から14日にかけて、公園、電柱、橋などに貼られたポスターやターポリン(ビニール幕)を撤去しました。
撤去された選挙資材は、リサイクル目的で以下の団体に寄付されます:
・Tahanang Walang Hagdan(障がい者支援施設)
・Ecowaste Coalition(環境団体)
・刑務所(受刑者のリサイクル作業用)
マラボン市では、5月14日(火)に150名の職員を動員して清掃活動を開始。ムンティンルパ市では、ルフィー・ビアゾン市長が、回収されたターポリンを生計支援プロジェクトに活用する方針を発表しました。
「提供元」http://philstar.com