観光

2024/10/02

フィリピン観光 ビザ延長の方法を徹底解説!

フィリピンは観光目的で訪れる日本国籍の方に対して、最初の30日間はビザなしでの滞在を許可しています。この制度により、手軽にフィリピン観光を楽しむことが可能です。しかし、長期滞在を希望する場合には、ビザの延長手続きを行う必要があります。延長手続きをすることで、最大59日間の滞在が可能になり、さらにその後も滞在延長が可能です。

観光ビザの延長手続き方法

フィリピンでの観光ビザの延長は、主に移民局(Bureau of Immigration)で行われます。初回の延長手続きで29日間の追加滞在が認められ、合計で59日間の滞在が可能です。

必要な書類と延長費用

観光ビザの延長手続きには、以下の書類と費用が必要です。

必要書類 内容
パスポート 6ヶ月以上の有効期限があるもの
出国予定の航空券 確認書類として提出が必要
申請書 移民局にて記入

初回延長費用はおおよそ3,030ペソ(約6,000円)となっており、これにはビザ延長費用と事務手数料が含まれます。

初回延長の手順と所要時間

初回の延長手続きは比較的シンプルで、通常1日で完了します。ただし、観光シーズンやオフィスの混雑状況によっては数日かかる場合もあるため、余裕をもって申請することが大切です。申請は移民局のカウンターで行い、必要書類を提出した後、指定された日時にパスポートを受け取ります。

 延長手続きのタイミングと流れ

ビザ延長手続きは、滞在期限の1週間前に行うのが推奨されています。期限を過ぎてしまうと罰金が課されるため、事前に準備することが重要です。手続きはフィリピン国内の主要都市にある移民局で行えます。マニラ、セブ、ダバオなどが主要なオフィスです。

期限前の手続きと注意点

ビザの延長は、滞在期限の少なくとも7日前に行うようにしましょう。また、2回目以降の延長では、滞在者IDであるACR I-Cardを取得する必要があります。このカードは観光客であっても必要で、発行には手数料がかかります。

2回目以降の延長とACR I-Cardの取得

2回目以降のビザ延長手続きでは、ACR I-Card(Alien Certificate of Registration Identity Card)の取得が必要になります。これはフィリピン国内に滞在する外国人向けの身分証明書で、滞在中の身分証明や手続きに利用されます。手数料は約2,500ペソ(約5,000円)です。

ビジネス目的の滞在者向けビザ延長手続き

フィリピンにビジネス目的で滞在する場合、観光ビザではなくビジネスビザが必要です。ビジネスビザの取得には、観光ビザ延長手続きとは異なる書類が必要となり、特に雇用契約書やビジネス招待状の提出が求められます。

ビジネスビザの種類と取得方法

フィリピンでは、ビジネス目的の滞在者向けにさまざまなビザが用意されています。最も一般的なものは「9(a)ビジタービザ」で、これは一時的な商業活動を行うためのビザです。このビザは、現地の会社からの招待状があれば簡単に取得できます。

延長に必要な書類と条件

ビジネスビザの延長手続きも移民局で行いますが、観光ビザとは異なり、企業側が提出する書類が必要です。必要書類には、パスポート、雇用契約書、ビジネス招待状、申請書が含まれ、延長の頻度や条件が観光ビザよりも厳しくなります。延長費用はビザの種類や期間により異なります。

不法滞在に対する罰則と対処法

フィリピンで不法滞在してしまった場合、1日あたり500ペソ(約1,000円)の罰金が課せられ、さらに2,000ペソ(約4,000円)の処理手数料が加算されます。出国時にはこれらの罰金を空港で支払わないと出国ができないため、滞在期限には十分注意してください。不法滞在が長期間にわたる場合、再入国禁止措置が取られる可能性もあります。

不法滞在に気づいた場合は、すぐに最寄りの移民局オフィスに連絡し、適切な手続きを行いましょう。

まとめ

フィリピンでの滞在延長手続きは、観光ビザでもビジネスビザでも、事前に計画を立てて行うことが重要です。観光ビザの延長は比較的シンプルですが、ビジネスビザの場合はさらに慎重な準備が求められます。必要な書類や費用、延長手続きのタイミングを確認し、滞在をスムーズに延長しましょう。

また、滞在期限を守り、不法滞在にならないよう注意することが、フィリピンでの快適な生活を続けるためのポイントです。しっかりと計画を立て、フィリピン滞在を楽しんでください!

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