フィリピンのスイーツは、南国ならではのフルーツや独自の文化が織り交ぜられた魅力に溢れています。フィリピン独特のスイーツたちは一度食べたら癖になるはず！

ハロハロ（Halo-Halo）

ハロハロは、フィリピンを代表する冷たいデザートです。フィリピン語で「混ぜる」という意味を持つこのスイーツは、さまざまな具材が層をなしてカップに詰め込まれています。紫色のウベアイスクリーム、甘いココナッツゼリー、フルーツ、タピオカなどが特徴で、全体をよく混ぜてから食べます。夏の暑さを和らげるのにぴったりの一品です。

レチェフラン（Leche Flan）

レチェフランは、スペインの影響を受けたフィリピン風のカスタードプリンです。濃厚な卵黄と練乳を使って作られ、カラメルソースがかかっています。滑らかな舌触りとリッチな味わいが特徴で、フィリピンの食事の最後に出されることが多いです。

トロン（Turon）

トロンは、バナナとジャックフルーツを春巻きの皮で包んで揚げた、フィリピン独特のスイーツです。外はカリカリで、中はトロリとした食感が楽しめます。屋台で手軽に購入できるストリートフードとして人気があります。
ストリートフードでも有名で、おやつ時になると必ず売っています。

ビコ（Biko）

ビコは、もち米をココナッツミルクと黒砂糖で炊き上げた甘いスイーツです。特に祝い事や祭りの際に食べられることが多く、トップには焼いたココナッツフレークが振りかけられます。もっちりとした食感とココナッツの香りが特徴です。

ピアニョノ（Pianono）

ピアニョノは、スペインの影響を受けたロールケーキの一種です。柔らかいスポンジケーキに、バタークリームやカスタードを巻き込んで作られています。シンプルながらも口当たりがよく、お茶やコーヒーと一緒に楽しむのが
一般的です。

プト（Puto）

プトは、もち米を蒸して作る小さな蒸しパンのようなスイーツです。ほんのり甘く、フィリピンの伝統的な朝食やスナックとして親しまれています。さまざまな色や形があり、時にはチーズやバターをトッピングすることも
あります。

カサヴァケーキ（Cassava Cake）

キャッサバ（カサバ）を主原料としたケーキです。ココナッツミルクと砂糖を加えて焼き上げ、表面はキャラメルで覆われています。しっとりとした食感と、キャッサバの独特の風味が楽しめる一品です。

プランチャド（Planchado）

プランチャドは、牛乳と砂糖で作られる小さなキャンディ状のお菓子です。フィリピンの伝統的なお土産として人気があり、ミルクキャンディとも呼ばれています。口の中でゆっくり溶ける優しい甘さが特徴です。

ブコパンダン（Buko Pandan）

ブコパンダンは、フィリピンの伝統的なデザートで、若いココナッツの果肉（ブコ）とパンダンの葉から作られた爽やかなスイーツです。ココナッツの果肉とパンダンのゼリーをココナッツミルクで和えたもので、緑色のパンダンが独特の風味と香りを与えています。

ポルボロン（Polvoron）

ポルボロンは、スペインの影響を受けたサクサクとしたショートブレッドクッキーです。小麦粉、砂糖、バター、そして粉ミルクを主原料に作られています。軽くて口の中でホロホロと崩れる食感が特徴で、フィリピンでは特にお土産として人気があります。さまざまなフレーバーがあり、オリジナルのほか、ウベ、ピーナッツ、クッキークリームなどもあります。

まとめ

フィリピンのスイーツは、伝統的な味わいとともに、異なる文化の影響を受けて独自に発展しています。
中でもポルボロンは、フィリピンの家庭でよく作られる定番のお菓子であり、一度食べたら忘れられない風味を持っています。フィリピンを訪れた際は、ぜひこれらのスイーツを味わってみてください！