フィリピンのウォシュレット事情

フィリピンでは、日本のようなウォシュレットと違い、手に持つシャワータイプが一般的です。ウォシュレットはフィリピンでほとんど見かけませんが、高級ホテルや一部の高級住宅、ショッピングモールの高級トイレエリアなど特定の場所では見かけることができます。
フィリピンで一般的に見られる手動バージョンのシャワートイレ（ビデシャワーまたはハンドシャワー）の使い方について説明します。

手動バージョンのシャワートイレの使い方

手動のシャワートイレは、通常トイレの横に設置されたホースとノズルを使用して自分で洗浄するスタイルです。

(1)準備: トイレに座ります。ノズルがどこにあるか確認します。
ホースの取り出し: トイレの横に設置されているホースを手に取ります。ホースの先端にシャワーヘッドがついています。
(2)水量の確認: シャワーヘッドのハンドルやトリガーを押すと水が出ます。最初に軽く押して水の出具合を確認し、水圧を調整します。
(3)おしりの洗浄: おしりをターゲットにしてシャワーヘッドから出る水で洗浄します。
角度や位置を調整しながら、適切に洗浄します。
(4)ビデ洗浄: 女性の場合、ビデのように前側を洗浄します。
こちらも角度と位置を調整します。
(5)水を止める: 洗浄が終わったらハンドルやトリガーを放して水を止めます。
(6)ホースの片付け: ホースを元の位置に戻します。
(7)乾燥: トイレットペーパーや専用のタオルで洗浄部分を乾かします。

注意点

初めて使用する際は、ホースの水圧に注意してください。強すぎると不快感を感じることがあります。
ホースとシャワーヘッドは使用後に清潔に保つことが重要です。公共のトイレで使用する際は特に注意してください。
手動のシャワートイレは水の使用量が多いため、適度な水量での使用を心がけてください。

まとめ

手動バージョンのシャワートイレは、フィリピンのマニラで一般的に見られるトイレ設備です。使い方は簡単ですが、水圧の調整や清潔さに注意して使用することが大切です。
特に公共のトイレでのウォシュレットは清潔さに欠けるので、ご使用になる際には十分お気をつけください。