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2026/08/23

台風「サウデル」24日にPAR入りへ ハバガット再強化でルソン各地に雨 在住日本人と現地の反応

フィリピン気象庁(PAGASA)は2026年8月23日、台風「サウデル(Saudel)」が翌24日にフィリピン責任地域(PAR)へ入る可能性が高いと発表しました。PARに入るとサウデルは南西モンスーン「ハバガット」を再び強める見通しで、ルソン各地では週明けにかけて雨への警戒が必要になります。すでに8月に入ってから洪水と休校が続いた首都圏では、在住日本人からも「またか」という声が上がっています。この記事では、公的な予報の要点と、現地・在住者の反応を整理しました。

台風サウデルの現在地と今後の見通し

PAGASAが8月22日午後11時に発表した熱帯低気圧注意報第1号によると、台風サウデルはこの時点でPARの外にあり、北西に進みながら勢力を強め続けていました。8月23日朝の発表では、サウデルはルソン島北端の東約2,245キロに位置し、時速25キロで西北西に進んでいたとされています。最大風速は175キロ、最大瞬間風速は215キロに達していました。PAGASAは、サウデル自体がフィリピンに上陸するというより、PAR入り後にハバガットを刺激して雨を強める点に注意を促しています。以下は気象庁公式アカウントによる注意報第1号の投稿です。

PAGASAはさらに、東ビサヤの東約1,205キロにある熱帯低気圧も監視対象としています。この低気圧はサウデルと相互に影響し合う可能性があるものの、進路が北寄りに変わればPAR入りの確率は下がるとみられています。8月22日にネネン(Neneng)から一度弱まった別の熱帯低気圧も再発達しており、複数の擾乱が同時に動いている状況です。

8月23日のルソンの天候 現地の反応

PAGASAの8月23日午前5時の予報では、ハバガットの影響でマニラ首都圏、イロコス地方、コルディリェラ行政地域、中部ルソン、リサール、カビテ、バタンガス、西ミンドロ、カガヤン・バレーの一部で、断続的な雨や雷雨が予想されました。バタネスでは時折の雨、それ以外のルソンでも所により雨や雷雨の見込みです。首都圏では8月に入って洪水が長引いており、現地からは疲れのにじむ投稿も見られました。ある利用者は、洪水がすでに3週間も続いているのにまだ水が引かない、と困惑をあらわにしています。数週間単位で生活が圧迫されている実感が、こうした一言ににじんでいます。

在住日本人の反応

現地に暮らす日本人からも、8月23日にかけて雨と台風に触れる投稿がありました。日比の二拠点生活を発信するある在住者は、フィリピンの8月が台風シーズンの本番であり、年間約20個の台風が通過する世界有数の台風常襲国だと紹介しています。そのうえで、現地の人々は慣れたもので事前に食料と水を備蓄して普通に台風を迎える、と現地の暮らしぶりを伝えていました。備えを日常に組み込む姿勢は、これから移住や長期滞在を考える人にとって参考になるでしょう。

一方、ちょうど雨の時期にマニラへ到着したという在住者は、到着した日のマニラが洪水だったと振り返っています。現地の人の暮らしを実際に見ることの大切さにも触れており、雨季のフィリピンに来る人が最初に直面しやすい光景を率直に描写していました。到着直後の第一印象として、雨と冠水は避けて通りにくいテーマです。

雨季に知っておきたい実用情報

ハバガットが強まる時期は、まとまった雨が短時間で道路冠水を引き起こすことがあります。外出前にPAGASAの最新の注意報を確認し、低地や川沿い、アンダーパスを避けるルートを考えておくと安心です。休校・休業(walang pasok)の判断は各自治体(LGU)が前夜から当日早朝にかけて出すことが多いため、居住地の市・町の公式発表をこまめに確認しましょう。飲料水と非常食、モバイルバッテリー、常備薬を数日分そろえておくと、停電や交通麻痺の際にも落ち着いて対応できます。

数字で見るサウデルと今週の天候

項目内容(2026年8月23日時点)
台風名サウデル(Saudel)
PAR入り見込み8月24日(月)
位置ルソン島北端の東 約2,245km
進行方向・速度西北西 時速25km
最大風速175km/h(瞬間215km/h)
主な影響ハバガットの強化による雨

SNSで天候情報を追うときの注意

台風接近時のSNSは情報が早い反面、古い洪水映像が「今の映像」として再拡散されることがあります。投稿の日付と撮影場所、発信元アカウントの3点を確認してから信じるのが安全です。とくに動画は、TikTokなど他所からの引用の場合、撮影者と投稿者が別人のこともあります。公式情報はPAGASA(@dost_pagasa)や各自治体の発表を一次情報として確認してください。

よくある質問

台風サウデルはマニラに上陸しますか?

8月23日時点の発表では、サウデル自体の上陸ではなく、PAR入り後にハバガットを強めることによる雨が主な影響とされています。進路は変わる可能性があるため、最新の注意報を確認してください。

今週、学校や職場は休みになりますか?

休校・休業の判断は各自治体が個別に出します。居住地の市・町の公式発表を、前夜から当日早朝にかけて確認するのが確実です。

出典

  • PAGASA / Inquirer「Typhoon Saudel may strengthen monsoon upon PAR entry on Monday」(2026年8月23日)
  • PAGASA / Inquirer「Habagat to persist over Luzon on Sunday (August 23)」(2026年8月23日)
  • PAGASA-DOST 公式X(@dost_pagasa)熱帯低気圧注意報第1号(2026年8月22日)
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