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フィリピン 熱帯低気圧「ハイシェン」、まもなくPAR入りか
マニラ(フィリピン) — フィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)は、国際名「ハイシェン(Haishen)」の熱帯低気圧が、きょうフィリピンの監視区域(PAR:Philippine Area of Responsibility)に入る可能性があると発表した。
PAGASAによると、この低気圧は昨日午前10時時点で熱帯低気圧へと発達した。
午後4時の気象情報では、ハイシェンは東ビサヤ地方の東約1,205キロ、PARの外側に位置していることが確認された。
現在の最大風速は時速55キロ、最大瞬間風速は時速70キロ。熱帯低気圧は北西へ進んでおり、PARに入るとフィリピン名「ジョシー(Josie)」が付けられる見込み。ただし、フィリピンに上陸する可能性はないとしている。
PAGASAは、「PAR内ではおおむね北へ進み、その後は北北東へ向きを変え、水曜日までにPARを抜ける見込み」と説明した。
また、今後は熱帯暴風雨(トロピカルストーム)へ発達する可能性があるものの、周辺環境が発達に適していないため、その後は徐々に勢力を弱めると予想している。
PAGASAは、今後数日間、ハイシェンがフィリピンの天候や海上状況に直接大きな影響を及ぼす可能性は低いとしている。
一方で、南西モンスーン(ハバガット)については、ルソン島北部および中部の西側地域に大雨をもたらす可能性は以前より低くなったという。
イロコス地方、ベンゲット州、サンバレス州、バターン州、タルラック州では、曇り空とともに断続的な雨や雷雨が予想されている。
また、首都圏マニラおよびルソン島のその他の地域では、晴れ間のある曇り空となり、一時的なにわか雨や雷雨が発生する可能性がある。
台風「インダイ」の死者20人に
国家防災局(OCD)は昨日、台風「インダイ」と強まった南西モンスーンによる被害で、報告されている死者数が20人に増加し、依然として16人が行方不明となっていると発表した。
確認作業中の死者は、イロイロ州トゥブンガンで1人、ブキドノン州マライバライ市とケソン町で2人、ダバオ・オクシデンタル州ホセ・アバド・サントスで1人、サランガニ州マラパタンで10人、ラナオ・デル・スール州カラノガスで6人となっている。
負傷者は9人、行方不明者は16人。全国で約65万4,000人が今回の悪天候の影響を受けた。
約2万100人が162か所の避難所で生活しており、さらに2,453人が避難所外で支援を受けている。
インフラ被害額は約31億8,000万ペソと見積もられ、政府は被災地に対して4,338万ペソ相当の支援を実施している。
また、南サンボアンガ州では、24歳のジョエル・オンポックさんと23歳のキング・アミール・モンティーリャさんの2人が、土曜日にそれぞれの村で発生した急流に流され、現在も行方不明となっている。
「提供元」http://philstar.com
