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フィリピン 台風「インダイ」、勢力弱まる 警戒レベル1は継続
台風「インダイ」、勢力弱まるも北部ルソンに接近 シグナル1継続
【マニラ】 フィリピン気象庁(PAGASA)によると、台風**「インダイ(国際名:バービー/Bavi)」は7月9日(木)未明に勢力をやや弱めたものの、引き続き北部ルソンに影響を及ぼす見込みで、一部地域では熱帯低気圧警報シグナル1(Signal No.1)**が継続して発令されています。
午前5時発表の気象情報では、台風の中心は北部ルソン島の東約925キロに位置し、中心付近の最大風速は時速175キロ、最大瞬間風速は215キロ。時速20キロで西北西へ進んでいます。
シグナル1発令地域
ルソン島
* Batanes
* Cagayan(Babuyan Islandsを含む)
* Isabela
* Apayao
* Kalinga
* Ilocos Norte
* Aurora北部
* Catanduanes北部・中部
* Quirino北東部
* Ifugao東部
* Mountain Province東部
* Abra北部
シグナル1の地域では、今後36時間以内に時速39~61キロの強風が予想されており、人命や財産への影響は「軽微~小規模」とされています。今回の台風で発令される警報は最大でもシグナル2となる見通しです。
強風
台風の影響に加え、**南西モンスーン(ハバガット)**が強まるため、7月9日から11日にかけて全国の広い範囲で強風から暴風級の突風が吹く見込みです。特に沿岸部や高地では注意が必要です。
大雨
台風と南西モンスーンの影響で、今後数日にわたり各地で大雨が予想されています。
台風による降雨予想
* 7月10日(金):バタネス州で50~100mm
南西モンスーンによる降雨予想
7月9日(木)
* 50~100mm:Occidental Mindoro、Antique、Negros Occidental
7月10日(金)
* 100~200mm:オクシデンタル・ミンドロ、アンティケ
* 50~100mm:Zambales、Bataan、Palawan、Iloilo、Guimaras、ネグロス・オクシデンタル、Negros Oriental、Zamboanga del Sur、Lanao del Norte、Lanao del Sur
7月11日(土)
* 100~200mm:オクシデンタル・ミンドロ、アンティケ
* 50~100mm:Pangasinan、La Union、サンバレス、バターン、Pampanga、Bulacan、Metro Manila、Rizal、Cavite、Batangas、Oriental Mindoro、Romblon、パラワン、Aklan、Capiz、イロイロ、ギマラス、ネグロス・オクシデンタル、ネグロス・オリエンタル
気象庁は、山間部では予想を上回る雨量となる可能性があり、これまでの降雨の影響も重なって洪水や土砂災害の危険性が高まるとして警戒を呼びかけています。
海上の状況
ルソン島北部・東部およびビサヤ地方東部では**強風警報(Gale Warning)**が継続中です。
バタネス、バブヤン諸島北部・東部、カガヤン本島北東部では波の高さ最大6メートルの非常に高い波が予想されており、すべての船舶に出港を控えるか安全な港へ避難するよう勧告されています。
また、イサベラ、オーロラ、Camarines Norte、Camarines Sur、カタンドゥアネス、Northern Samar、Eastern Samar沿岸でも高波が予想されており、小型船やモーターバンカは出航を控えるよう求められています。
今後の進路
台風インダイは今後もフィリピン海を北西へ進み、7月10日(金)夕方から11日(土)朝にかけてルソン島最北部へ最接近する見込みです。
その後は日本南部方面へ進んだ後、台湾北部付近に接近または上陸し、中国本土東部へ向かうと予想されています。7月11日(土)にはフィリピンの監視区域(PAR)を離れ、12日(日)には中国東部沿岸へ上陸する見通しです。
台風はPAR内では勢力を徐々に弱めながらも台風を維持し、中国上陸後には強い熱帯暴風雨(Severe Tropical Storm)へと勢力を落とす見込みです。
気象庁は、予想進路から離れた地域でも大雨や暴風となる可能性があるとして、引き続き公式の気象情報を確認するよう呼びかけています。
「提供元」http://philstar.com
