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2026/03/19
フィリピン 燃油サーチャージ増で航空運賃大幅値上げ迫る
マニラ発 — フィリピン国内の航空事情はさらに悪化
民間航空局(CAB)が燃油サーチャージの引き上げを承認したことにより、国内線では最大787ペソ、国際線では最大6,208.98ペソの値上げが見込まれています。
中東での紛争により世界の主要な石油供給が制約を受け、燃料価格は上昇を続けています。CABは通知で、4月上旬の旅客燃料サーチャージをレベル8に引き上げると発表しました。これは3月のレベルの2倍に相当します。
CABは声明で「燃料価格の変動による影響を緩和し、コスト上昇を管理することを目的としています。旅客から徴収する燃料サーチャージを段階的かつ漸進的に実施することで、値上げの影響を和らげ、燃料価格が下落した際には迅速に減額できるようにするものです」と説明しています。
CABの政策決議第25号により、国内線片道1リットルあたりのサーチャージは45ペソに設定されています。これにより、国内線は200キロ未満のフライトで253ペソ、1,000キロ以上のフライトでは787ペソまでサーチャージが増加することになります。
一方、国際線では台湾や香港など近隣国へのフライトで少なくとも835.05ペソの増額が見込まれます。
アメリカ行きのフライトでは最大5,913ペソの上乗せとなり、14,000キロを超える国際線では最大6,208ペソに達する可能性があります。なお、レベル8は最大サーチャージではなく、CABはレベル20までのサーチャージ設定を計画しています。
この燃料サーチャージの引き上げは、政府が陸上交通のほとんどの運賃引き上げを承認した直後に実施されるものです。
「提供元」http://philstar.com
