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フィリピン ラニーニャ現象、終了
マニラ(フィリピン)発 — Philippine Atmospheric, Geophysical and Astronomical Services Administration(PAGASA)は昨日、ラニーニャ現象のシーズンが終了したと発表した。
PAGASAによると、熱帯太平洋の海面水温の指標である**海洋ニーニョ指数(ONI)は、El Niño–Southern Oscillation(ENSO)**の中立状態への回帰を示しているという。
気候モデルの予測によれば、このENSO中立状態は1~3月から6~8月の期間まで継続する可能性が高いとされている。
PAGASAは「ラニーニャ現象は終了したものの、他の気象・気候システムが国内の降雨分布に影響を与える可能性がある」と指摘した。
また「雨をもたらす気象システムにより、局地的に強い雨が降り、脆弱な地域では鉄砲水や降雨による地滑りが発生する恐れがある」と警告している。
PAGASAは今後も国内の気象および気候状況を継続的に監視し、必要に応じて最新情報を提供するとしている。
一方、フィリピンの監視区域外にある熱帯低気圧については、北上しているため国内に影響を与える可能性は低いとPAGASAは昨日発表した。
PAGASAの気象専門家、John Manalo氏は予報の中で、「低気圧域(LPA)はゆっくりと北北東へ移動しているため、フィリピンの気象条件への影響は小さくなる見込みだ」と説明した。
この熱帯低気圧は現在、東ビサヤ地方の東およそ1,325キロの海上に位置し、最大風速は時速55キロ、最大瞬間風速は時速70キロとなっている。
ビサヤ地方東部およびミンダナオ島では、LPAのトラフの影響により曇り空と降雨の可能性が高い見込みだ。
また、北東モンスーンの影響により、ルソン島東部のカガヤン・バレー、オーロラ州、ケソン州、ビコール地方では曇り空と弱い雨が予想されている。
一方、**Metro Manila**および国内西部の地域では、降雨の可能性は低いとされている。
「提供元」http://philstar.com
