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フィリピン 石油価格、3月10日に二桁値上げへ
マニラ(フィリピン)— フィリピンエネルギー省(DOE)は月曜日、自動車利用者に対し燃料価格の上昇に備えるよう呼びかけた。国内の石油小売業者が、17.00ペソから24.00ペソに及ぶ二桁の値上げを実施する予定であるためだ。
記者会見でエネルギー長官の Sharon Garin 氏は、今回の石油価格の値上げは今週、段階的(staggered)に実施されると説明した。
各石油会社の値上げ幅は以下の通り。

• Shell plc:1リットルあたり 24.50ペソ
• Petron Corporation:1リットルあたり 19.20ペソ
• TotalEnergies:1リットルあたり 20.20ペソ
• Chevron Corporation:1リットルあたり 17.50ペソ
• Jetty Petroleum:1リットルあたり 19.00ペソ
• Seaoil Philippines:1リットルあたり 21~23ペソ
またガリン長官は、**石油産業下流部門自由化法(Downstream Oil Industry Deregulation Act)**により、DOEには価格上昇を規制する権限がないと説明した。
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マルコス大統領、非常権限を要請へ
Ferdinand Marcos Jr. 大統領は、石油製品に課されている物品税(excise tax)の引き下げを行うため、議会に対して正式に**非常権限(emergency powers)**を要請する予定であると大統領府が明らかにした。
3月8日(日)(ニューヨーク時間)の声明で、大統領府報道官の Claire Castro 氏は、エネルギー省が大統領に代わってこの要請を行うと述べた。
要請は**3月9日(月)**に提出される予定だった。
カストロ氏はフィリピン語で次のように述べた。
「中東で何が起きようとも、私たちは団結し、お互いに助け合うべきだと大統領は呼びかけています。」
一方、上院議長の Tito Sotto 氏は月曜日、この問題をバイオ燃料輸入を認める法案とともに、同日の本会議で議論すると述べた。
政府はすでに、ガソリン不足の可能性に対応するため、燃料消費を減らす目的で週4日勤務制を導入するなど、複数の緩和措置を打ち出している。
今回懸念されているエネルギー危機は、中東地域での緊張の激化が背景にある。
United States と Israel が Iran を攻撃し、これに対しイランが湾岸諸国で報復したことが緊張を高めている。
「提供元」http://philstar.com
