ニュース
2025/12/03
フィリピン PAGASA:PAR外の低気圧、熱帯低気圧に発達の可能性
【マニラ発】フィリピン国家気象局(PAGASA)によると、フィリピンの東に位置する低気圧(LPA)が今後24時間以内に熱帯低気圧へ発達する可能性が高いという。
12月3日(水)午前8時時点で、PAGASAはこの低気圧がルソン島南東部の東約1,190キロにあると推定している。一方、かつての強い熱帯低気圧「ヴァーベナ(Verbena)」は現在LPAとなり、パラワン州カラヤアンのパグアサ島の西北西約475キロに位置していると報告された。
ITCZとアミハンによる降雨
フィリピンの一部地域では、**熱帯収束帯(ITCZ)と北東モンスーン(アミハン)**の影響で雨が降る見込み。
• バシラン、スールー、タウィタウィ:ITCZの影響で曇りやにわか雨、雷雨
• カガヤンバレー、イロコス・ノルテ、アパヤオ、カリンガ、アウロラ:アミハンの影響で曇りや雨
• イロコス地方のその他、コルディリェラ行政地域のその他、中央ルソンのその他:アミハンにより部分的に曇り〜曇り、局地的に弱い雨
マニラ首都圏および国内のその他地域も、局地的な雷雨の影響で部分的に曇りやにわか雨が見込まれる。
「提供元」http://philstar.com
