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2025/12/02

12月に1~2個の台風がフィリピン領域(PAR)へ進入の見込み

【マニラ発】フィリピン気象庁(PAGASA)は昨日、12月には1〜2個の熱帯低気圧(台風)がフィリピン責任範囲(PAR)に入る見込みだと発表した。現在、太平洋上で発達中の複数の気象システムを監視している。

PAGASAによると、フィリピン北東にある雲の塊が今後数日以内に低気圧へと発達し、PARに進入する可能性があるという。これが台風に発達した場合、今年23番目の台風として**「ウィルマ(Wilma)」**と命名される見通し。

一方、台風「コト(Koto、旧名Verbena)」はパグアサ島の北西に位置しており、依然としてPARの外にあり、国内への直接的な影響はない。

現在の天候は、地域ごとに主に以下の気候要因の影響を受けている。
• 北東モンスーン(アミハン):バタネス州およびルソン島北端に雨をもたらす
• 東風(イースターリーズ):ルソン島広域およびビサヤ地方で局地的な雷雨を誘発
• 熱帯収束帯(ITCZ):東ビサヤ、カルガ、ダバオ地域で雨をもたらす

PAGASAは、現在強風注意報(ゲール警報)は発令していないものの、雷雨による海面の荒れに注意するよう小型船舶に警戒を呼びかけた。

また、水曜日から金曜日にかけて、北ルソンでは強まる風の影響で雲が多くなり雨が強まる恐れがあるほか、発達中の低気圧がビサヤ地方、南ルソン、ビコール地方、さらにはミンダナオの一部で降雨を強める可能性があるという。

PAGASAは、12月の台風は、北ルソンに張り出す高気圧の影響でビサヤやミンダナオに進路を取る傾向があるとして、発達中の気象擾乱に関する公式発表の定期的な確認を呼びかけている。

「提供元」http://philstar.com

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