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2025/10/21

フィリピン 「台風ラミル」 7人死亡、2人行方不明 被災者13万3千人に

マニラ発 — 熱帯暴風雨「ラミル」(国際名:フェンシャン)の影響により、7人が死亡したことが報告された。

国家防災管理評議会(NDRRMC)が10月20日(月)に発表した報告によると、死亡者は女性2人、男性5人の計7人で、負傷者が1人、行方不明者が2人確認されている。

同機関によれば、ラミルによる影響を受けたのは9州・35の都市および自治体にわたる37,825世帯(13万3,196人)に上るという。

少なくとも1万3,710人が避難しており、そのうち7,511人が166か所の避難所に滞在、6,199人がその他の場所に避難している。
洪水は中部ルソン、ミマロパ、西ビサヤ、東ビサヤの4地域で計48か所に発生。1つの都市または自治体が災害事態を宣言した。

道路・橋・港湾の被害。
暴風雨はインフラにも影響を及ぼし、12か所の道路区間と10か所の橋梁が被害を受けた。
このうち約77%は依然として通行不能で、残りは片側通行での通行が可能となっている。

港湾では、60か所が影響を受け、4,178人の乗客、1,433台の貨物車、13隻の船舶、26隻のモーターボートが足止めされた。
その後、2つの港が運航を再開し、全体の約3%が完全に機能を回復しているとNDRRMCは発表した。

政府の対応。
政府はこれまでに、被災世帯への支援として208万ペソを拠出。
そのうち17,560ペソは地方自治体および地域機関の救援活動支援に充てられたという。

ラミルは20日(月)の朝、フィリピン責任区域(PAR)を離脱。
数日にわたる豪雨と強風により、ルソン島およびビサヤ地方の各地で広範な洪水を残して通過した。

「提供元」http://philstar.com

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