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フィリピン マルコス大統領、ダバオ地震被災地に1億5,830万ペソの支援を指示
マニラ発(フィリピン) — フェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領は月曜日、地震で被害を受けたダバオ地域を訪問し、ドゥテルテ家の地盤である地域への追加資金提供を指示しました。
10月10日、マナイ町近海を震源とするマグニチュード7.4の地震がダバオ・オリエンタル州および近隣州を揺るがしました。同日にはマグニチュード6.8の余震も記録されています。
大統領府報道官クレア・カストロ氏は記者会見で、マルコス大統領は政治的対立に動じず、かつての盟友の地盤を訪問することを選んだのは、状況の深刻さを鑑みたためだと述べました。
マルコス大統領はフィリピン語で次のように述べています。
「大統領はダバオに行くことを恐れていません。ダバオの人々は私たちの同胞であり、今助けを必要としています。大統領がダバオに行くことを妨げるために、政治的に利用しないでください。」
2024年に副大統領サラ・ドゥテルテから公的な脅迫を受けていたにもかかわらず、マルコス大統領はマナイ国立学校やダバオ・オリエンタル州立病院など、ダバオ・オリエンタル州内の複数の被災地を視察しました。
大統領は大統領府の資金を、被災地の地方自治体に再配分することを指示しました。配分は以下の通りです:
• ダバオ・オリエンタル州政府:5,000万ペソ
• マナイ:1,500万ペソ
• バナイバナイ:1,500万ペソ
• ルポン:1,500万ペソ
• マティ市:1,000万ペソ
• タラゴナ:1,000万ペソ
• バガンガ:1,000万ペソ
• ボストン:1,000万ペソ
• カティール:1,000万ペソ
• カラガ:500万ペソ
• サン・イシドロ:500万ペソ
• ガバナー・ジェネロソ:300万ペソ
マラカニアン宮殿によると、再配分された資金の総額はおよそ1億5,800万ペソに達しました。マルコス大統領は、配分額は地震の被害状況や各地域の必要性に基づいたものだと述べています。
「元州知事として、各地のニーズは異なることを知っています。」
ダバオ地震では少なくとも8人が死亡し、403人が負傷しました。政府の初期報告によると、50万人以上の住民が影響を受けました。
「提供元」http://philstar.com
