ニュース

2025/09/26

フィリピン 「オポン」が東ビサヤに接近、6地域で台風警戒シグナル3に引き上げ

マニラ発 — フィリピン気象庁(PAGASA)は9月25日(木)夜、東ビサヤに接近する強い熱帯暴風雨「オポン」に伴い、ルソン島とビサヤ地方の6地域に台風警戒シグナル3を発令しました。

暴風域の中心は東サマール州ボロンガン市の東150キロに位置し、最大風速は時速110キロ、最大瞬間風速は時速135キロに達しています。「オポン」は西北西へ時速20キロで進んでおり、暴風は中心から最大460キロに及んでいます。

熱帯低気圧警戒シグナル発令地域

シグナル3

ルソン島
• ソルソゴン州
• アルバイ州南部(Manito、Legazpi City、Daraga、Camalig、Guinobatan、Ligao City、Pio Duran、Jovellar、Libon、Oas)
• マスバテ州

ビサヤ地方
• 北サマール州
• 東サマール州北部(San Policarpo、Arteche、Jipapad、Oras、Dolores、Maslog、Can-Avid、Taft)
• サマール州北部(Calbayog City、Matuguinao、San Jose de Buan、San Jorge、Gandara、Santa Margarita、Tagapul-An、Almagro、Santo Niño、Pagsanghan)

➡ これらの地域では、今後18時間以内に時速89〜117キロの強風が予想され、中程度から大きな被害が発生する恐れがあります。

シグナル2

ルソン島
ラグナ州、バタンガス州、ケソン州南部、カマリネス・ノルテ州、カマリネス・スル州、アルバイ州残りの地域、カタンドゥアネス州、マリンドゥケ州、ミンドロ東西両州、ロンブロン州、カラミアン諸島

ビサヤ地方
東サマール州の残り、サマール州の残り、ビリラン州、レイテ州北部、セブ州北端部(ダアンバンタヤン、メデリン、バンタヤン諸島を含む)、アクラン州北部、カピス州北部(ロハス市含む)、イロイロ州北部(エスタンシアなど)、カルヤ諸島

➡ シグナル2の地域では、今後24時間以内に時速62〜88キロの強風が吹く見込みで、小規模から中規模の被害が発生する可能性があります。

シグナル1

ルソン島・ビサヤ・ミンダナオの広範囲(イサベラ州中南部、ケソン州の残り、メトロマニラ、リサール州、カビテ州、アウロラ州、ヌエバエシハ州、パンパンガ州、バタンガス州、ボホール州北部、セブ州の一部、ネグロス・オクシデンタル州北部、イロイロ州中部、カピス州残り、アクラン州残り、アンティケ州北部、スリガオ・デル・ノルテ州、ディナガット諸島など)

➡ これらの地域では、今後36時間以内に時速39〜61キロの比較的弱い強風が予想され、ごく小規模の影響にとどまる見込みです。

・季節風の影響

「オポン」により強化された南西モンスーンの影響で、以下の地域では暴風を伴う強い雨が予想されています。
• 9月25日(木):イロコス地方、カガヤン・バレー、パラワン、ビサヤ地方、ザンボアンガ・デル・ノルテ、ミサミス・オクシデンタル、ミサミス・オリエンタル、カミギン、カラガ地方、ダバオ地方
• 9月26日(金):イロコス地方、コルディリェラ行政区、カガヤン・バレー、パラワン、ビサヤ地方、ザンボアンガ・デル・ノルテほか
• 9月27日(土):ルソン島、ビサヤ西部

・進路と勢力

「オポン」は9月26日(金)早朝に北サマール州または東サマール州北部に上陸する見込みで、その後ソルソゴン州付近を通過してビコル地方へ進むと予想されています。

嵐はその後、シブヤン海、カラバルソン南部、ミマロパ北部を経て、9月27日(土)に西フィリピン海に抜ける見込みです。

気象庁によれば、「オポン」は上陸前に台風の勢力に発達する可能性があるとしています。ただし、フィリピン群島を横断する間に弱まるものの、強い熱帯暴風雨の勢力は保つ見込みです。再び海上に出れば、再発達する可能性もあります。

「提供元」http://philstar.com

弊社ではフィリピンでのお困りごとなどに対応しています。
お困りの際は、LINEにてお気軽にお問い合わせください。
友だち追加

LINEでマニラの最新情報をお届け!
マニラ旅行についてのご相談もお気軽に
お問い合わせください。