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フィリピン・マニラ首都圏と14州で授業・政府業務が休止
マニラ発 — 悪天候の影響で、内務自治省(DILG)は、8月26日(火)、マニラ首都圏および14州において授業と政府業務を休止すると発表しました。
気象庁(PAGASA)は8月25日(月)午後4時の最新情報で、東サマール州ボロンガン市の東北東130キロ沖で確認された低気圧が、マニラ首都圏を含む広範囲で中程度から時折強い雨をもたらし、鉄砲水や地滑りを引き起こす可能性があると警告しました。
今後24時間、カガヤン・バレー地方、コルディリェーラ行政地域、セントラルルソン、カラバルソン、ビコール地方、北ミンダナオ、カラガ、そしてビサヤ地方全域で曇天と断続的な雨や雷雨が予想されています。
また、西南季節風(ハバガット)の影響が南ルソン西部に続く見込みで、ザンボアンガ半島、バンサモロ自治地域、ソクサージェン、ミマロパ、アンティケ州でも影響が続くとされています。
今回の休止措置は、公立・私立を問わず、幼稚園から大学まで全ての教育機関が対象となります。
授業・政府業務が休止される地域
• マニラ首都圏
• アウロラ州
• ケソン州
• リサール州
• ラグナ州
• カマリネス・ノルテ州
• カマリネス・スル州
• アルバイ州
• ソルソゴン州
• カタンドゥアネス州
• マスバテ州
• 北サマール州
• 東サマール州
• レイテ州
• 南レイテ州
PAGASAの気象専門官ジョン・マナロ氏によると、この低気圧は東ビサヤとビコール地方を経由してセントラルルソンを横断し、西フィリピン海へ抜けるか、南ルソンを通過して西ビサヤ地方に達する見込みです。
この低気圧は、陸地を通過する間は勢力を維持、または弱める可能性がある一方、西フィリピン海に到達した後に熱帯低気圧に発達する恐れがあります。もし熱帯低気圧に発達した場合、その名称は「ジャシント(Jacinto)」となります。
「提供元」http://philstar.com
