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2025/08/20
日本人2人殺害に関与したフィリピン人2人を逮捕
マニラ(フィリピン)発 — 先週金曜の夜、マニラ市マラテ地区で発生した日本人2人の強盗・銃撃殺人事件に関し、2人の重要参考人がついに当局の手に落ちた。
マニラ警察(MPD)によると、捜査の過程で行われた映像の追跡調査と照合により、事件に関与した2人の身元が特定されたという。
最初の容疑者は銃撃犯とされ、犯行現場周辺のペドロ・ヒル通りに頻繁に出入りしていた姿が確認されていた。さらに防犯カメラにマスクを外す瞬間が映っており、そこから身元が割り出された。
もう一人の容疑者はツアーガイドとされ、複数のCCTV映像から浮上。映像はマニラ市アドリアティコ通りのシェラトンホテルや、パサイ市内など複数の場所で記録されていた。当局はホテル側との協力により、政府発行の身分証を通じてツアーガイドを正式に特定した。
事件は8月15日午後10時45分ごろ、マラテ地区マルバール通りとマビニ通りの交差点付近で発生。防犯カメラの映像には、タクシーから降りた日本人被害者に対し、2人組の容疑者がバイクで接近し銃撃する様子が映っていた。
目撃者によれば、容疑者らは銃撃後、被害者からバッグを奪おうとしたり、身体を探る様子が見られたことから、強盗が犯行の動機だった可能性が高いという。
「提供元」http://philstar.com
