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2025/07/28

フィリピンと日本の企業が協力し、異文化対応の人事イノベーションを推進

マニラ(フィリピン)発 — フィリピンと日本の2つの組織による新たな国境を越えたパートナーシップが、東南アジアで事業を展開する日本企業向けに、文化に配慮し、システム重視の人事(HR)ソリューションを提供することを目指している。

この協業は、リーダーシップスタイルの橋渡し、文化的期待の調整、そして人と組織における実践的かつ長期的な変革の促進を目的としている。今回の戦略的パートナーシップは、フィリピン拠点のコンサルティングおよび学習支援サービス会社 FormideaPH と、日本拠点の人事コンサルティング会社 People Trees によって正式に締結された。

このパートナーシップは、FormideaPHの組織能力最高責任者(Chief Organization Capability Officer)ビビアン・カー=クルーズ氏が主導し、People Treesの共同創業者で共同CEOである東野敦氏と中谷真紀子氏との一連のディスカッションやビジョンセッションを通じて形作られた。日本企業が東南アジアでの事業拡大を続ける中、この提携は、継続的なフィードバックと測定可能な成果に基づく実行可能な変革を実現するという両社の共通のコミットメントを反映している。

経験豊富なビジネスリーダーの知見に基づき、両社は理論よりも実践的な戦略を重視している。

パートナーシップは、ある大手日本系エンジニアリング・調達・建設(EPC)企業向けの学習プログラムから始まった。対面セッションでは、参加者が職場における感情知能(EQ)とその実践的な影響をテーマとしたインタラクティブなワークショップに取り組んだ。

これに続き、「Asian HR Frontlines: Rethinking People and Organizations through the Lens of the Philippines and Vietnam(アジアHR最前線:フィリピンとベトナムの視点で人と組織を再考する)」というHRミートアップが開催された。専門家たちはアジアにおける人事リーダーシップの変化する状況を議論し、フィリピン、日本、ベトナムの文化的多様性が組織のアプローチにどのような影響を与えるかを探った。

このイベントは、FormideaPHとPeople Treesが推進しようとする異文化協働の重要性を強調するものとなった。

「提供元」http://philstar.com

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