豆知識

2025/01/11

フィリピンでパスポートを盗難・紛失した場合の対処法「日本大使館の手続きや緊急時の対応ガイド」

最も重要な貴重品ともいえるパスポート。パスポートがないと日本に帰国することもできなくなってしまいます。盗難にあったときはもちろん紛失してしまった時はこの記事を参考に対処しましょう。

パスポート盗難・紛失時に「まず何をすべきか?」


フィリピン滞在中にパスポートを盗難されたり、紛失してしまった場合、まず冷静になることが重要です。焦らずに、以下の手順を参考に行動してください。

(1)宿泊先や滞在先に戻り、パスポートが本当に紛失したか再確認する。

(2)パスポート番号や個人情報が記載されたコピーを確認。

(旅行前に必ず準備しておくことを推奨します)


直ちに現地の警察署に行き、盗難・紛失届を提出する。警察への届け出が終わったら、日本大使館に連絡し、次の手続きについて相談しましょう。

現地警察への届け出と必要書類の準備

パスポートの盗難・紛失を証明するためには、現地警察署で「ポリスレポート(Police Report)」を取得する必要があります。手続きは以下の流れです。

 

(1)最寄りの警察署を訪問し、盗難・紛失の経緯を説明。

(2)必要な情報を提供し、ポリスレポートを取得する。

(3)手続きの際、身分証明書や滞在先の情報が求められるため、事前に準備。

このレポートは、大使館での手続きに必要なため必ず保管してください。

日本大使館での手続き方法:パスポート再発行と帰国のための渡航書発行

フィリピンでパスポートを紛失した場合、大使館で以下の手続きを行う

必要があります。

パスポート再発行の手続き

(1) 申請書類の提出(大使館にて配布)

(2) ポリスレポートの提示

(3) 顔写真(通常3枚程度、規定サイズを確認)

(4) 本人確認書類(免許証やマイナンバーカードのコピーなど)

(5)再発行には通常2週間ほどかかります。緊急帰国が必要な場合は「帰国のための渡航書」を申請しましょう。

帰国のための渡航書発行

渡航書は一時的な書類で、有効期限は短いですが、日本への帰国に使用できます。

手続きは比較的迅速で、1〜2日で発行されることが多いです。

フィリピンの日本大使館の所在地と連絡先

[連絡先]

(電話番号) +63-2-8831-6151 (緊急連絡先)(24時間対応) +63-917-817-8988

[営業時間]

平日:8:30〜12:00 / 13:30〜16:45 休館日:土日祝日、フィリピンおよび日本の祝日

[パスポート再発行や渡航書発行にかかる費用]

・パスポート再発行費用:約12,000円(ペソ換算可能)

・渡航書発行費用:約3,000円

最新の費用情報は、大使館の公式サイトを確認してください。

[Facebook]

https://www.facebook.com/p/Embassy-of-Japan-in-the-Philippines-在フィリピン日本国大使館-100064521469554/

盗難・紛失を防ぐための事前対策と注意点

トラブルを未然に防ぐため、以下の対策を心がけましょう。

(1)パスポートのコピーや写真データをスマホやクラウドに保存。

(2)貴重品は宿泊先のセーフティボックスに保管。

(3)外出時には首下げポーチやウエストポーチを活用し、盗難を防止。

パスポート紛失時にやるべきことまとめ !2つのステップで解決

① 現地警察署でポリスレポートを取得

最寄りの警察署を訪れ、盗難・紛失届を提出。
ポリスレポートを受け取り、大使館手続きのため保管。

② 日本大使館で手続きを行う

必要書類(ポリスレポート、写真、身分証明書など)を持参。
パスポート再発行または帰国のための渡航書を申請。

まとめ


パスポートを盗難・紛失すると不安になりますが、冷静に対処すれば問題を解決できます。警察への届け出や日本大使館での手続きに必要な情報をしっかり準備し、トラブルに備えましょう。さらに、事前対策を講じることで安全な旅行を楽しむことができます。フィリピン旅行では、何かトラブルがあっても現地のサポート体制を活用し、思い出深い旅にしてください。

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