フィリピンと日本、情報安全保障協定に関する協議を開始
マニラ発 — フィリピンと日本は、両国間で機密情報を共有可能にする「情報保全協定(Security of Information Agreement)」の締結に向けた協議を開始した。これは、日本がこれまで米国、英国、ドイツ、ウクライナなどと結んできた協定と同様の枠組みとなる。 ■ 外相会談で「安全保障協力の基盤強化」を確認 5月28日(水)、訪日中のエンリケ・マナロ外務大臣と、日本の岩屋毅外務大臣が会談を行い、情報安全保障を含む安全保障・防衛・経済分野に関する幅広い議題を協議した。 両外相は、「将来的な情報保全協定締結の可能性」について議論が始まったことを歓迎。また、**日比物品役務相互提供協定(Acquisition and Cross-Servicing Agreement:ACSA)**の交渉開始にも合意した。この協定により、共同訓練や作戦時に両国の自衛隊・軍が物資やサービスを相互提供できるようになる。 ■ 「ほぼ同盟国」としての関係強化 岩屋外相は会談の中で、日本とフィリピンの関係が「ほぼ同盟国(near-alliance)」のレベルに達していると述べた。今回の外相会談は、今年4月に行われたマルコス大統領と石破茂首相(※注:仮想記事上の人物設定)との首脳会談を踏まえてのものであり、両外相は「安全保障協力の基盤をさらに強化する」ことを確認した。 さらに、日比相互往来協定(Reciprocal Access Agreement:RAA)についても「着実に進展している」と評価。RAAは、日本とフィリピンの軍隊が相互に相手国領土で活動できるようにする初の協定であり、すでにフィリピン上院では承認済み。現在は日本の国会での承認を待っている段階にある。 ■ 海洋安全保障での連携強化へ 両国は2024年内に海洋安全保障に関する協議と、外務副大臣級の戦略対話を開催することでも合意した。南シナ海での緊張が続く中、日比の海洋協力は重要な課題として位置づけられている。 岩屋外相はまた、日本の**「政府安全保障支援(OSA:Official Security Assistance)」の拡充**により、フィリピンの防衛能力強化を引き続き支援すると表明。マナロ外相もこの支援に対し、深い感謝の意を示した。 OSAは2023年に日本が創設した新たな安全保障支援制度で、フィリピンはその最初の受益国のひとつである。 地域の課題でも連携強化へ 会談では、米国やその他の同盟国との連携の重要性についても改めて確認され、日比および日比米の三国協力の深化が合意された。 そのほかにも、以下の地域課題について意見交換が行われた: ・東・南シナ海の緊張 ・ミャンマー情勢 ・ロシアによるウクライナ侵攻 ・北朝鮮の核・ミサイル開発問題 今後の展望 今回の協議は、フィリピンと日本が「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、より強固な安全保障連携に踏み出したことを示している。 特にRAAやOSAといった枠組みを通じて、日本が東南アジアにおける安全保障パートナーとしての存在感を強めることが期待されており、両国関係は“新たな段階”に入ったと言える。 「提供元」 http://philstar.com 弊社ではフィリピンでのお困りごとなどに対応しています。 お困りの際は、LINEにてお気軽にお問い合わせください。
フィリピン 中国の船が、パグアサ島に向かうフィリピンの船を追尾
市民団体「Atin Ito(アティン・イト)」によると、5月27日(火)朝、西フィリピン海のパグアサ島に向かっていた彼らの船を、中国海警局の艦艇2隻が追尾したと発表しました。 同団体によれば、中国海警の「CCG 3306」と「CCG 21549」は、Atin Itoの船「M/V カピタン・フェリックス・オカ」をパラワン州エルニドから約54海里の地点で追尾し、最接近時にはわずか5海里以内にまで接近したとのことです。 また、両者の間では無線での“管轄権主張”が交わされたとも報告されています。 「西フィリピン海」は、南シナ海の中でフィリピンの排他的経済水域(EEZ)370キロ以内に重なる海域を指す呼称です。 中国は、南シナ海のほぼ全域に対して領有権を主張していますが、2016年の国際仲裁裁判所の判決により、その「九段線」に基づく主張は無効とされました。 この民間ミッションは、2023年12月と2024年5月に続く3回目の実施で、5月30日までの実施が予定されています。 今回は、ボランティア、アーティスト、メディア関係者、クルーなど150人以上を乗せて出発。 昨日の出発セレモニーではプレコンサートが行われ、本公演は5月28日(水)にパグアサ島付近で開催予定。緊張が高まるこの海域で、「平和と連帯」のメッセージを届けることを目的としています。 フィリピン沿岸警備隊は、「BRP メルチョーラ・アキノ」と「BRP マラパスクア」の2隻を派遣し、Atin Itoの船を護衛しています。 「提供元」http://philstar.com 弊社ではフィリピンでのお困りごとなどに対応しています。 お困りの際は、LINEにてお気軽にお問い合わせください。
フィリピン マグニチュード5.1の地震がケソン州を襲い、メトロマニラでも揺れを観測
フィリピン・マニラ発 — フィリピン火山地震研究所(Phivolcs)によると、5月27日(火)午後12時17分、ケソン州でマグニチュード5.1の地震が発生しました。 震源地はケソン州ジェネラル・ナカールで、震源の深さは6キロメートルとされています。 この地震はテクトニック型(地殻変動によるもの)で、地球のプレートが断層に沿ってずれることによって引き起こされました。 現時点では被害や余震の報告はないものの、今後も発生する可能性があるとして注意を呼びかけています。 「提供元」 http://philstar.com 弊社ではフィリピンでのお困りごとなどに対応しています。 お困りの際は、LINEにてお気軽にお問い合わせください。
フィリピン・マルコス大統領、ASEANサミットで米国の関税問題と南シナ海問題に言及へ
マニラ発 — フィリピンのフェルディナンド・マルコス大統領は、第46回ASEAN(東南アジア諸国連合)首脳会議に出席するため、5月21日にマレーシア・クアラルンプールへ出発した。会議では、南シナ海をめぐる紛争の平和的解決と、米国による新たな関税政策に対する共通方針の確立を図る構えだ。 ■ 米関税への対応とASEANの団結 2日間にわたって開催される会議では、ドナルド・トランプ米大統領(再選を視野に復帰)による新たな関税政策へのASEANとしての対応が主要議題の一つとなっている。 マルコス大統領は出発前の演説で「ASEANは加盟国それぞれの事情を踏まえたうえで、貿易問題に対して共通の対応をとる必要がある」と述べ、マレーシアのアンワル首相と既に非公式な協議を行っていることを明かした。 「ASEANとして、米国の新しい関税スケジュールにどう対応すべきか、引き続き議論を行う」とも語った。 なお、米国によるフィリピン製品への関税は現在17%と、ASEAN諸国の中ではシンガポールに次いで2番目に低い水準。しかし、4月9日には90日間の関税猶予期間が発表され、多くの国に対して関税が10%まで引き下げられた。この措置は今後の交渉期間の確保を目的としている。 ■ 南シナ海問題へのフィリピンの姿勢 会議では、中国との緊張が続く南シナ海(フィリピン名:西フィリピン海)の問題も重要な議題となる。 最近では、中国海警局および海上民兵の船舶が、パグアサ諸島(フィリピンの領海内)でフィリピンの水産資源局の調査船を追尾し、側面衝突する事件が発生。これを受け、国家海事評議会は中国側の挑発行為を強く非難した。 マルコス大統領は「開かれた、包摂的でルールに基づいた国際秩序の推進、および国際法に則った平和的な紛争解決のため、フィリピンは一貫した立場を取っていく」と力強く表明した。 ■ 際立つ外交姿勢と同行メンバー 今回のマレーシア訪問は、マルコス大統領にとって就任以来33回目の外国訪問となる。同行したのは、リサ・マルコス大統領夫人、クリスティーナ・ロケ貿易産業相、ジェイ・ルイス広報担当相、レオ・テレソ・マグノ・ミンダナオ開発庁長官ら。 また、次期外務大臣のマリア・テレサ・ラサロ氏は既にクアラルンプール入りしており、土曜日に開催されたASEAN外相会議に出席した。 ■ ミャンマー情勢とAI倫理も議題に 会議では他にも、ミャンマーの停戦問題や地域の平和・海洋安全保障、気候変動、経済の不安定化、AI(人工知能)によるデジタル変革への対応も話し合われる予定。 マルコス大統領は「ASEANの価値観に基づいた、倫理的かつ責任あるAI利用に関する共通の地域枠組みの整備にも尽力したい」と述べた。 ■ 各種会合への参加予定 マルコス大統領は22日に、以下の会合に参加予定: ASEAN本会議およびリトリート(非公式首脳会合) ASEAN議会間会議(AIPA)代表者、ASEANユース代表者、ASEANビジネス諮問委員会との対話 クアラルンプール宣言「ASEAN 2045:共有する未来」署名式 アンワル首相夫妻主催の晩餐会 また翌23日には以下の会合にも出席: 第16回東ASEAN成長地域(BIMP-EAGA)首脳会議 第2回ASEAN–湾岸協力会議(GCC)首脳会議 ASEAN–GCC–中国首脳会議 ■ 留守中の政権運営体制 マルコス大統領の外遊中は、ルーカス・ベルサミン官房長官、ヘスス・クリスピン・レムリヤ司法相、コンラド・エストレージャ農地改革相が政権の“留守番役”を務める。 この3名は、昨年のラオス、UAE(アラブ首長国連邦)、バチカン訪問時にも同様の役割を果たしている。 なお、副大統領のサラ・ドゥテルテ氏は、以前は大統領外遊時の政府代行を務めていたが、昨年マルコス大統領と関係悪化し、現在はその役割を退いている。最後に政権代行を務めたのは2024年5月のシンガポール訪問時であった。 「提供元」http://philstar.com 弊社ではフィリピンでのお困りごとなどに対応しています。 お困りの際は、LINEにてお気軽にお問い合わせください。
フィリピン EDSAの改修工事が6月に開始へ──その内容とは?
フィリピン政府は、首都圏の主要幹線道路「EDSA(エドサ)」の大規模な改修工事を2025年6月から開始すると発表しました。この発表を受けて、工事の具体的な内容や影響について関心が高まっています。 ■ EDSAとは?老朽化した幹線道路の再生 公共事業道路省(DPWH)のマヌエル・ボノアン長官によると、EDSAは1939年に「ハイウェイ54」として開通した歴史ある道路です。当初は片側1車線ずつの計2車線でしたが、その後拡張され、現在の形になったのは1980年代の大規模改修時のこと。 「EDSAはすでに設計された耐用年数を超えています」とボノアン氏は述べ、今回の改修の必要性を強調しました。 ■ 改修工事の内容:舗装の全面入れ替え 2025年の改修では、まず既存のアスファルトを掘り起こし、コンクリートを再敷設。その上に新しい厚みのあるアスファルト舗装を施す予定です。 改修の対象は、南北方向合計で約200kmの車線。工事は複数の業者によって同時進行で行われる予定で、一車線ずつ順番に閉鎖しながら施工されます。 ■ バス専用レーンはどうなる? 通勤の大動脈とも言えるEDSAのバス専用レーンは、工事中も運行を継続する方針です。現在このレーンは、1日あたり約20万人の利用者を支えています。ただし、改修の優先エリアはバスレーンのある一番内側の車線。そのため、バスレーンは一時的に隣接する車線へ移動されますが、バス停での乗降のために一部内側へ“寄る”構造になるとのことです。運輸省のビンス・ディゾン長官は、「運行は中断させない」「バスレーンの“専用性”は維持する」と強調しています。 ■ ASEANサミット開催とスケジュールへの影響 2026年には、フィリピンがASEAN首脳会議を主催する予定があり、これは改修計画にも大きな影響を与えると見られています。正式な会場は未定ですが、マニラ南部での開催が想定されているため、工事は一時中断される可能性があります。優先されるのは、パサイからグアダルーペにかけての南行き車線。ただし、北行き・南行きともに工事は2026年を超えて継続される見込みです。なお、EDSA北部(例:カロオカン市付近)の工事は、ASEAN開催地から遠いため、スケジュールに大きな影響はないと見られています。 ■ その他の改良ポイント:歩道・排水も整備 EDSA改修工事では、単なる道路の舗装だけでなく、歩行者用通路や排水設備の改善も含まれています。これにより、洪水の軽減や歩行者の安全確保にもつながると期待されています。 ■ 完成予定は2027年 政府は、今回のEDSA改修工事を2027年までに完了させることを目指しています。 「長期戦」ではあるものの、マニラ首都圏にとってこの大動脈の再整備は避けて通れない課題。 通勤・物流・観光など、あらゆる面でのインフラ改善が期待されています。 「提供元」http://philstar.com 弊社ではフィリピンでのお困りごとなどに対応しています。 お困りの際は、LINEにてお気軽にお問い合わせください。
【おすすめ】JAPAN SPA LOVE 湯(旧:山忠)マニラ・マラテでのサウナ体験
マニラは出張やビジネス滞在、観光で多くの日本人が訪れる都市です。中でもマラテ地区は、宿泊施設や飲食店が集まり、利便性の高いエリアとして知られています。 忙しい日常の中で、心身をリフレッシュできる場所は貴重な存在です。 フィリピンで“ととのう”という贅沢。それを叶えてくれるのが、「JAPAN SPA LOVE 湯(ジャパンスパ・ラブ・ユ)」。 かつて日本人ビジネスマンを中心に親しまれていたサウナ施設「山忠(YAMACHU)」をリニューアルしたもので、内装やサービスはさらにアップグレードされ、現在は“日本の湯文化をマニラで”をテーマに、本格的なととのい体験を提供しています。 JAPAN SPA LOVE 湯の基本情報(旧:山忠) JAPAN SPA LOVE 湯(旧・山忠)は、マニラ・マラテに位置する、日本式サウナを体験できる本格的な施設です。 以前は「山忠(YAMACHU)」という名前で親しまれていましたが、近年フルリニューアルし、かなり綺麗になりました。 綺麗好きの方でも快適に過ごすことができます。 店名 JAPAN SPA LOVE 湯(ジャパンスパ・ラブ・ユ) 所在地 1766 A. Mabini St, Malate, Manila, 1004 Metro Manila 営業時間 24 時間営業(年中無休) 料金 サウナ利用:1,200ペソ〜 ヒリオットマッサージ(60分):1,500ペソ〜 Facebook http://facebook.com/people/Japan-spa-Love-Yu/ メニュー プラン名 内容 料金 Aコース 風呂とサウナ(3時間) P850 Bコース 風呂+サウナ+マッサージ(60分) P1,600 Cコース 風呂+サウナ+カプセルホテル(12時間) P2,000 同上(24時間) P2,800 Dコース 風呂+サウナ+マッサージ+カプセルホテル(12時間) P2,400 同上(24時間) P3,200 追加マッサージ 60分 P500 延長料金 1時間ごと P200 シンプルに入浴とサウナだけを楽しみたい方から、長時間滞在してマッサージや仮眠も取りたい方まで、幅広く対応しているのが特徴です。 特に出張中のビジネスマンやトランジットでの滞在中には、マッサージ付きの宿泊プラン(Dコース)もあります。 また、すべてのメニューは24時間営業のため、深夜・早朝の利用も可能です。 施設情報 館内には、温度の異なる2種類の浴槽と水風呂、高温サウナ、休憩スペースが設置されており、入浴・発汗・冷却・休息のサイクルを一か所で完結できる構造になっています。サウナ室は約90度のドライサウナで、湿度のバランスが取られた設計です。 また、マッサージなどを受けられるマッサージスペースも併設されており、リラクゼーション目的での利用にも対応しています。 ※階段を上がった2階に受付 受付カウンターではフレンドリーなスタッフが対応してくれ、言葉が不安な方でも英語と簡単な日本語でサポートしてもらえるため、安心して利用することができます。 ロッカー|脱衣所 JAPAN SPA LOVE 湯では、サウナだけでなく日本式の入浴文化をしっかり再現した設備が整えられています。 脱衣所には鍵付きロッカーが完備されていて、防犯面も安心。タオルは使い放題で、髪を乾かすためのドライヤーや綿棒、化粧水、歯磨き、カミソリといった細かな備品も用意されています。 サウナルーム フィリピンのサウナに、JAPAN SPA LOVE 湯のサウナルームです。日本のサウナ施設をそのまま移したかのようなつくりで、室内は90度前後の高温設定。しっかりと熱が入るのに、呼吸がつらくならない、ちょうど良い湿度と熱のバランスが保たれています。 座面には段差があり、上段に行くほど温度が高くなる設計。自分に合ったポジションを選べるので、初心者でも安心して入ることができます。 木の香りがほのかに漂う空間は、まさに“整い”に集中できる静寂の場所。サウナストーンに水をかけて発生させるロウリュ(蒸気)も可能で、湿度をプラスした発汗促進が体験できます。じわじわと汗が噴き出してくるこの感じ、まさに日本のあの感覚。 またウォーターサーバーもあり、サウナ内で水は飲むこともできます。 浴槽は2種類で広々と。水風呂も有り メインの大浴槽は、熱めの温度(43℃)に設定されており、身体の芯からしっかりと温まることができます。 フィリピンでは一般的に、家庭やホテルで熱いお湯に浸かれる機会が少なくSPAでも、日本人には物足りなく感じてしまうことが多い為、こうした高めの湯温設定は貴重な存在です。 浴槽自体も広めに設計されており、5-10人ほどが同時に入浴しても窮屈さを感じません。肩までしっかり浸かれる深さがあるため、短時間の入浴でもしっかりと疲労を緩和できます。 しっかりとお湯も循環されているので清潔感バッチリ。 ※天井には日本の銭湯を思い出させる富士山 奥には、ぬるめのお風呂(40℃)と水風呂(15℃)が設けられています。ぬるめのお風呂は長くゆっくり浸かりたい人向けで、湯あたりしにくく、リラックス効果が高いのが特徴です。 反対に、しっかり汗をかいたあとに入りたいのが水風呂。フィリピン国内で“15℃の冷水”が体験できる施設は非常に珍しく、現地在住のサウナーや旅行者からも高く評価されています。 シャワーブースは個別に区切られていて、清潔感がしっかりと保たれています。床や壁のタイルも清掃が行き届いており、利用中に不快感を覚えることはありません。 各ブースには固定式と可動式のシャワーヘッドが設置されていて、水圧・温度の調整もスムーズ。混合水栓タイプで、好みの温度にすぐ合わせることができます。 ボディソープやシャンプー、コンディショナーといった基本的なアメニティもしっかり常備されているので、手ぶらでもOK。 シェービング用のカミソリや歯ブラシなどはスタッフに言えば提供してくれて、必要に応じて追加可能です。 マッサージスペース お風呂で身体を温めて、サウナでしっかり汗をかいたあとの“締め”におすすめなのが、マッサージです。 館内の奥まった静かな一角に設けられた施術ルームは、照明も落ち着いていて、まるで隠れ家のような雰囲気。ベッドに横になった瞬間、身体がふっと力を抜き、あとはセラピストの熟練の手に身をゆだねるだけです。 セラピストは力加減が絶妙で、強く押すところとやさしく流すところの緩急が完璧。日本の指圧に慣れている人でも「これは本物だな」と思えるレベルです。肩や背中の張りがスッと軽くなって、呼吸が自然と深くなる。終わったあと、ほんの数分だけでも仮眠をとったような回復感があります。 休憩スペース 休憩スペースは、浴室抜けて階段に上がったところに設けられていて、サウナで火照った身体を自然にクールダウンさせる導線ができあがっています。リクライニングチェアやベンチタイプの椅子が並べられ、少し暗めの照明と静かな空間が、頭の中までふわっとリセットしてくれます。 ※喫煙所も併設 奥には食事のできる施設もあり、宴会できるくらい大きなスペースもあります。 カプセルホテル カプセルといっても、想像以上に快適。清掃がしっかり行き届いていて、リネンもパリッと清潔。 利用者もそこまで多くないので快適に過ごすことができるでしょう。 夜の利用だけでなく、トランジットや出張の合間に仮眠を取りたいときにもぴったり。長時間のプランを選べば、深夜便の前にしっかり休むこともできるし、翌朝の会議に向けてリフレッシュするにも最高の選択肢です。 タトゥー・刺青はOK? 日本だと、サウナや銭湯でタトゥー・刺青があると入館を断られるケースが多いですよね。ですが、ここはフィリピン。JAPAN SPA LOVE 湯では、基本的にタトゥー・刺青があっても利用OKです。 「日本だとちょっと気を遣うけど、ここなら気軽にサウナが楽しめる」そんな安心感も、JAPAN SPA LOVE 湯の魅力のひとつです。 まとめ JAPAN SPA LOVE 湯は、ただのサウナ施設じゃない。マニラという異国の地で、日本と変わらない“ととのい”体験ができる、数少ない場所です。 お風呂でゆるむ。サウナでしっかり汗をかいて、水風呂でキュッと引き締める。 静かな休憩スペースで無になって、最後はセラピストの絶妙な手技でとどめのリリース。 そこに、ちょっとしたカプセルでの仮眠が加われば…もう、完璧です。 施設は清潔で静か。 スタッフはフレンドリーで、日本語にも少し対応してくれる安心感があります。 出張で疲れがたまっている方、ちょっとだけ日本の風呂文化が恋しくなった方、時間が空いたから整いたい方。 どんなタイミングでも、JAPAN LOVE 湯は受け入れてくれる場所です。 次にマニラへ行く予定があるなら、ぜひ予定に組み込んでみてください。
#マラテ
フィリピン・カビテ州で違法薬物53億2,000万ペソ分を焼却処分
推定ストリートバリュー約53億2,000万ペソ相当の違法薬物が、昨日、カビテ州トレセ・マルティレス市で焼却処分されました。 この焼却処分は、同市アグアド地区にある**Integrated Waste Management Inc.**の施設で行われ、**危険薬物委員会(Dangerous Drugs Board)のオスカー・バレンズエラ委員長やフィリピン麻薬取締局(PDEA)**の関係者が立ち会いました。 当局によると、今回焼却された薬物には以下が含まれています: • シャブ(メタンフェタミン) • マリファナ • エクスタシー錠剤 • コカイン • ケタミン • トルエン • LSD(リゼルグ酸ジエチルアミド) • フェナセチン その総量は、2,227.75キロに及びました。 特に注目されたのは、今年1月23日にマニラ港で押収されたシャブ404.95キロと、液体麻薬3,447.09ミリリットルが含まれていた点です。 PDEAのイサガニ・ネレス局長は、「これらは、PDEAおよび他の法執行機関によるさまざまな麻薬摘発作戦で押収された証拠品であり、当局から引き渡され、裁判所により処分命令が出されたものです」と説明しました。 今回の焼却は、ネレス氏が3カ月前にPDEA長官に就任して以来、初めて行われた大規模な薬物焼却処分となります。 ネレス氏は、薬物関連裁判の迅速な処理に尽力している司法関係者にも感謝を表明。また、今回の焼却処分を公開で実施した理由について、「押収された違法薬物が再流通していないことを示すため」だと語りました。 一方、カビテ州バコール市では今週月曜日、ストリートバリュー約34万ペソ相当のシャブが押収されました。 この薬物は、バランガイP.F.エスピリトゥ3で行われたおとり捜査で押収されたもので、容疑者はおとり捜査官からマークされた500ペソ札を受け取った直後に逮捕されました。 「提供元」 http://philstar.com お困りの際は、LINEにてお気軽にお問い合わせください。
フィリピン 選挙期間中に110万件以上のTikTokアカウントがブロックされる
マニラ(フィリピン)発 — ショート動画プラットフォームのTikTokは、最近行われたフィリピン中間選挙の期間中に、特定の候補者を支援または攻撃する「影響操作」が行われていたことを確認しました。 TikTokの「グローバル・インテグリティ・ハブ」の最新情報によると、3月24日から5月12日の選挙当日までに、57万3,000件以上の偽アカウントがプラットフォーム上から削除されました。 さらに、同じ期間中にフィリピン国内で作成されたスパムアカウント55万件もブロックされたとのことです。 これらの偽アカウントに加えて、TikTokはフィリピンのユーザーを対象にした「秘密裏の影響ネットワーク」3件も発見しました。これらのネットワークは4月に削除され、すべてフィリピン国内から運営されていたとされています。 これらのネットワークは、2025年フィリピン中間選挙の文脈において、特定の政治家を支持する、または他の政治家を批判するようなナラティブを拡散する目的で不正なアカウントを作成していたと報告されています。 • 最初のネットワークは124アカウント、10,311人のフォロワーを持ち、同一内容を繰り返し投稿していました。 • 2つ目のネットワークは36アカウント、18,855人のフォロワーを持ち、架空の人物像を作り、政治的コンテンツの投稿のみに利用されていました。 • 3つ目のネットワークは29アカウント、3,021人のフォロワーを持ち、プロフィール画像にフィリピン国旗を使用していたとのことです。 これらの covert network とは別に、TikTokは市民参加と選挙の健全性に関するポリシー、誤情報、AI生成コンテンツなどに違反する4,100件以上の投稿も削除しました。削除された具体的な内容はまだ公開されていませんが、97%は報告される前に削除されたとしています。 また、不正なアクティビティに関しては、TikTokは • 2,340万件以上の偽の「いいね」 • 95万4,000件以上の偽フォロワー を削除したと発表。 さらに、選挙期間中には • 1,570万件以上の偽「いいね」 • 4,040万件以上の偽フォローリクエスト も未然に防止されたとのことです。 TikTokは以前より、**フィリピン選挙管理委員会(COMELEC)**や市民団体と連携し、アプリ内に選挙情報センターを設置。選挙に関する詳細情報をユーザーに提供してきました。 また、誤情報への対処として、関連する選挙コンテンツや検索にラベル付けを行い、ユーザーが偽情報を見抜くための啓発活動も実施。選挙に先立っては、ユーザーに対して「#ThinkTwice(よく考えて)」というデジタルリテラシーキャンペーンも展開し、情報の発信・共有に対する批判的思考を促しました。 「提供元」http://philstar.com お困りの際は、LINEにてお気軽にお問い合わせください。
ピノイ(フィリピン人)の子どもたちによるピカソ風アート作品、平和を促進するためパリの展示会へ出展
非営利団体「Project Pearls」などに所属するフィリピンの子どもたちが制作したアート作品のコラージュが、世界平和を促進するグローバル・イニシアチブ「Peace for All」の一環として、ユニクロ・フィリピンよりパリの展示会に提出されました。 このコラージュは、マニラの子ども博物館「ムセオ・パンバタ」で子どもたちがその場で描いた作品をまとめたもので、1958年7月16日〜22日にスウェーデン・ストックホルムで開催された平和デモのためにパブロ・ピカソが制作したリトグラフ《友情の花束(Bouquet of Friendship)》からインスピレーションを得ています。 この《友情の花束》は、今シーズンユニクロがピカソの遺産管理団体と共同で展開した「UT」シャツコレクションにも含まれており、シャツの収益はすべて、暴力・差別・紛争・貧困の影響を受けた人々を支援する国際団体に寄付されます。 ユニクロ・フィリピン広報・サステナビリティ責任者のライチェル・ベルガラ氏は、Philstar.comの独占インタビューで次のように述べました: 「このキャンペーン『Peace for All』は2年前にコレクションおよび取り組みとしてスタートしました。1枚のシャツの購入が支援につながります。現在のグローバル・パートナーは国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、セーブ・ザ・チルドレン、プラン・インターナショナルなどです。年々デザインを追加しており、今回はピカソとのコラボが加わりました。ユニクロは世界各国の美術館とも提携しています。」 「このプロジェクトの第一の目的は、世界に平和のメッセージを届けることです。戦争や暴力の影響を受けている人々は多く、平和を感じられない人々もいます。私たちは、シャツという媒体を通じて、互いに愛し合い、親切にし、平和を広げようというメッセージを伝えたいのです。」 Project Pearlsの教育パートナーシップ・マネージャーであるカレン・ヴィエル・ベブラス氏は、アートワークショップを通じて子どもたちが創造性を発揮できたこと、そして世界的な平和のムーブメントに参加できたことについて、ユニクロに感謝の言葉を述べました。 子どもたちによるこのコラージュ作品は、日本、中国、韓国、スペインなど各国の子どもたちの作品とともに巨大な壁画としてまとめられ、今月末にユニクロ・パリ店前で展示される予定です。 「このようなワークショップに参加できる機会は、私たちの奨学生たちにはそう多くありません。だからこそ、彼らがこうしたグローバルな平和運動の一環になれたことはとても貴重です」とベブラス氏は語りました。 Project Pearlsは、マニラのトンド地区をはじめとする貧困地域の子どもたちに、教育・識字・エンパワーメント・栄養・医療を通じてより良い生活を提供することを目指す非政府組織です。ユニクロはこの団体とのパートナーシップを2年前から開始し、リサイクル布をトンド地区の女性たちに生計支援のための材料として提供しています。 「提供元」http://philstar.com お困りの際は、LINEにてお気軽にお問い合わせください。